内容説明
死者が運転する車が上り坂を疾走し、虚空へ大ジャンプした!?「二重の密室」と化した東北の有料道路で発生した車の転落事故。車は高速で飛び出したことから、事故、自殺の両面から捜査が始まるが、運転席の男の首には何者かに絞められた痕が。被害者は、落下直前に扼殺されていたのだ。アクセルを踏んだのは誰?犯人はどうやって逃げた?空前の不可能犯罪を発端とした、どんでん返しに次ぐどんでん返し!傑作書き下ろし本格推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
64
根津愛その1。図を隠すために?袋綴じ付き。最後の解決だと車の大ジャンプになっているのか疑問が残るが面白かった。2014/10/13
チャコ
20
事件やトリック自体はなかなか面白いと思うのですが、それを上手に活かしきれてなかったというのが正直な印象です。事件の真相やら手掛かりを話そうとする矢先に邪魔が入るのも1度ならありな手法だと思いますが、何回も重なるとウンザリです。途中で挟まれる魔女やゾンビの話は興味深いものがありましたが、そこまで詳細に書くのなら、もっと事件の本筋に絡ませれば、なおのこと良かったんじゃないかと思います。いくつもの事件が絡み合って、最後にどんでん返しってスタイルは好きなので、機会があれば他の作品も読んでみようかとは思います。2014/02/17
ソラ
3
【読メ登録以前読了作品】2007/02/19
ホームズ
3
全体的にアンバランス(--;)事件そのものは二重密室でいいと思うけど、解決がね〜(--;)美少女代理探偵って言うのが全体に物語を軽くしている気がする(--;) 他の登場人物のキャラクターも中途半端で疲れる(--;)2009/01/08
たほいや
0
『六月六日の〜』と同じ作者であまり期待してなかったのだけれど…ごめんなさい面白かった! 軽くとっつきやすいキャラで読みやすく、張り巡らせた伏線が解決にむかって収束されていくミステリの醍醐味も味わえて満足でした。2011/08/15