幻冬舎アウトロー文庫<br> 極道が神を信じる時

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幻冬舎アウトロー文庫
極道が神を信じる時

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784877286675
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

血なまぐさい抗争にまみれて生きる極道たち。非情な裏社会の組織のなかで、自分を見失いそうになるとき、彼らを支えるのは―。病い、仲間の裏切り、妻の信仰…などから「神」に出会い大きくヤクザ人生を変えた男たちの生きざま。密着取材で赤裸々に内情を捉えた、家田にしか書けない極道ノンフィクションの新作。

目次

「先祖が稼業を認めてくれている。だから自分は生かされている」―八年間、一日も休まず続けた心の修業
「“寿命”があると思えば、怖いことはない。心配もない」―五十二歳で「ヤクザになる」決断
「一杯の味噌汁を飲んだ瞬間、ありがたい、と思った」―殺人未遂で服役中に得た神の啓示
「神はすべてに対して公平じゃなかった―」―原因不明の奇病に倒れ後遺症
「ヤクザは人の道を守らなければならない」―夢に近づいた、生き仏との出会い
「何かが守ってくれている。そう思うと自信が湧いた」―脳梗塞を克服した後の“霊”体験
「一歩外へ出たらもう、自分しか信じられない」―薬物依存症から立ち直り、警察官の試験に合格したが…
「桜の花が咲くように、ちゃんと咲く場所で、自分自身を開花させたい」―内面から変わりたくて、創価学会に入信
「心が澄んでいれば、空がきれいに見える」―服役中、般若心経を写経し「色即是空」の意味を知る〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

1
ヤクザの事務所の注連縄はいつも立派だ。熊手もでかい。ちらりと神棚もみえる。そんな家業の人達が『自分が信じるもの』について語っている。妄信的に信心しているのではなく、迷いながらも「自分にとってベターな信心」を見つけているところが興味深い。「宗教が生まれる所は不毛の地なんです」2009/10/24

湯山雅史

0
再読。 何かを信じて生きている。極道さんもだれもかれも、同じなんですね。神か仏か親父か…人間は何かを信じることで自分も信じることが出来て生きていけるんです。突き詰めて「本当の信心」ってモノが書かれてる気がしました。 宗教に入信することが信仰ではない。2014/12/24

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