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漢字・漢語・漢詩―雑談・対談・歓談

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  • サイズ B6判/ページ数 111,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876999781
  • NDC分類 820.4
  • Cコード C0095

内容説明

漢字の将来性、日中の漢字文化の違い、論語の意味など談論風発、侃侃諤諤の3時間半。興味つきない絶妙の対談を一冊に―。

目次

第1部 漢字・漢語・漢詩―雑談・対談・歓談(一日に漢詩一つ読むのだが…;時制がない中国語の面白さ;漢字は数学的記号に似ている;三〇〇〇年前の詩が注釈なしに読める ほか)
第2部 漢字文化圏の未来(国際語と地域語;大きくなった漢字のメリット;芸術性をもつ文字;関係性を表わす文字 ほか)

著者等紹介

加藤周一[カトウシュウイチ]
1919年生まれ。東京大学医学部卒。医学博士。カナダ、ドイツ、スイス、アメリカ、イタリア、メキシコ、中国などの大学や上智大学、立命館大学などで教鞭をとる

一海知義[イッカイトモヨシ]
1929年生まれ。京都大学文学部卒。中国文学専攻。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちめ

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10年前に買った本。一海先生ということで買ったけど主役は加藤周一だったので読んだ記憶がない。今回は加藤周一ということで恐らくは再読。晩年の加藤周一が論語や漢詩や漢字に可能性を感じていたと言うことは、羊の歌からすると驚きではある。2015/11/07

ipsalist

0
「そうか、漢字があったか!」 加藤周一の本を読むと問題がシンプルに感じられる。 でも、大事なのは「できる」と信じられることだと思う。 問題は順次解決すればよし!!2007/08/17

KUMA0504

0
注目すべきは、中国語訳と韓国語訳の載っている『漢字文化圏の未来』という対談。同じ漢字文化圏として、もっと戦略的に教育を整えたらどうかという、拝聴に値する議論である。お互い筆談出来るぐらいの教育をしたらどうかという提案である。一海先生曰く「中国古典を読めるような力を持つ必要は無いのであって、筆談が出来るような日常会話を漢文にして、意見の交換が出来るぐらいの漢文力でいいのです。日本人がいう『おはよう』(好天)、漢文では何というか。そんな簡単なしかし、必要な日常的な語彙を含んでいる『日漢辞典』が必要ではないでし2010/01/28

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