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救護施設との出会い―「最後の受け皿」からのメッセージ

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876997503
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

内容説明

戦争犠牲者、知的障害者、痴呆老人―そして今では精神障害者、アルコール依存症、ホームレスなど、時代のニーズと法整備の不備・はざまに埋もれた人たちを受け入れてきた救護施設。利用者を支えてきた援助実践、生活保護法の原点と救護施設の役割を明らかにする。

目次

第1章 生活保護法と救護施設(救護施設の始まり;生活保護法の原点 ほか)
第2章 利用者からたどる高槻温心寮のあゆみ(戦後の社会情勢そのままに;不十分な制度と時代のはざまで ほか)
第3章 福祉ニーズに応え、支えてきた実践(いのちと健康、安全を守る取り組み―早期発見と早期治療を柱に;生活のゆたかさをもとめて ほか)
第4章 高槻温心寮の今、そしてこれから(「老い」への取り組み―その人らしくゆたかに暮らすために;精神障害の人たちとむきあって ほか)
第5章 生活保護法の原点と救護施設の役割(生活保護法の原点と、その過去・現在・未来;救護施設の役割と今後の課題 ほか)

著者等紹介

中川健太朗[ナカガワケンタロウ]
花園大学社会福祉学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りっちゃん

1
2019年出版の『救護施設からの風』と併読した。この本は2003年の出版。救護施設の高齢化が進む一方で、精神障害者の長期入院から地域移行が始まり、精神障害をもつ利用者が増える分岐点の様子が書かれている。『救護施設からの風』では、全国に先駆けて個室化がされた恩心寮の姿が描かれているが、この時はなんと19人が一室の部屋も。本書の出版から20年が経つ今でも相部屋の救護施設がほとんどで、個室化は課題であると感じた。2025/05/28

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