内容説明
数と図形の理論は相互に関連し合いながら発展してきた。数学史におけるガウス、ガロア、ヒルベルトの業績を軸に、数論・代数学・幾何学の基礎を丁寧に解説。
目次
第1章 数と方程式(1次方程式と有理数;2次方程式と無理数;複素数;3次と4次方程式;代数学の基礎定理)
第2章 代数系(体;ベクトル空間;群、環と多項式;多項式に関する少し深い結果)
第3章 ガロア理論(拡大体;ガロア理論;対称式と対称群;円分体と1のn乗根;ガロアが考えたこと)
第4章 ユークリッド幾何と体(ユークリッド幾何と実数;ヒルベルトの公理系;公理から実数へ;公理の独立性)
第5章 作図と方程式(作図;折り紙;その他の方法による角の3等分)
著者等紹介
西田吾郎[ニシダゴロウ]
1943年大阪府生まれ。京都大学名誉教授、理学博士。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。京都大学理学部、大学院理学研究科教授、同副学長を歴任。専攻は位相幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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