出版社内容情報
日本一の高校美術部は、
どのように生まれ、
どう成長していったか・・・。 
プロの展覧会への入選はもやは常識、難関〈県展〉への19年連続入選、昨年の県展では入選者22名、今年は15名という偉業を達成しつつある美術部が、埼玉県北にある。
年間60泊の合宿、フランス・イタリアへの研修旅行など規格外の美術部は、実は地道な努力の積み重ねから達成された。異才顧問の熱い指導と高校生たちの奮闘の記録。 
第1部 活動と歴史 
 1 結論からー運動部の顧問と同じ気持ちで美術部をやる 
 2 具体的な取り組み 
    1 朝練習―クロッキー 
    2 午後練習 
    3 締めくくり―読書の時間、掃除、反省会 
    4 プラスアルファ―皆が帰ってから 
    5 土曜日、日曜日の活動―プラス週末合宿 
      1 土日の活動 
      2 英語合宿もやりました 
      3 年中無休の美術部 
 3 美術部の歴史 
    1 美術部の創世記 
    2 美術に正式な部員の誕生 
    3 展覧会への挑戦―初めての合宿 
    4 県展入選のスタート 
    5 天才・工藤の登場 
    6 17年連続のスタート 
    7 「日本一の美術部を目指します」 
    8 うわさのおもしろさ 
    9 県展2年連続入選―顧問の作戦勝ち 
    10 生徒が入選して顧問が落ちた 
    11 一度でいいから 
    12 その気にさせる 
    13 部員募集 
    14 部員が集まらないなら、自分の足で集めてこい 
    15 勧誘の言葉 
    16 反逆の時代 
    17 まとめ 
    18集団生活を学ぶ 
    5 学園祭〈10月〉 
      1 部活対抗リレー 
      2 部員のハートづくりとしてこんなエピソードが 
      3 みんなで心をひとつに 
      4 ビデオ撮り 
      5 文化祭―味噌おでんで売上20万円 
    6 秋の展覧会〈11月〉 
第2部 技術指導とハートづくり 
 1 指導内容 
    1 いきなり20号から 
    2 透視図法と、主役・脇役 
      1 画面の流れ 
      2 粗密の関係 
      3 構成はドラマと同じ 
      4 興味の順番 
    3 大勢で学ぶ意義―間接体験と集中力 
    4 朝練習のクロッキーについて 
      1 構成図を考える 
      2 比例を考える 
      3 明暗を考える 
      4 強弱を考える 
      5 材料を考える 
    5 早く上手になるコツ 
    6 人間は強制されなければ何もできない 
 2 顧問の考え方 
    1 信じてついていく 
    2 日本一の意味 
    3 生徒をその気にさせる本や映画からの話題 
    4 日本一のもう一つの意味 
内容説明
日本一の高校美術部は、どのように生まれ、どう成長していったか。プロの展覧会への入選はもはや常識、難関“県展”への19年連続入選、昨年の県展では入選者22名、今年は15名という偉業を達成しつつある美術部が、埼玉県北にある。年間60泊の合宿、フランス・イタリアへの研修旅行など規格外の美術部は、実は地道な努力の積み重ねから達成された。異才顧問の熱い指導と高校生たちの奮闘の記録。
目次
第1部 活動と歴史(結論から―運動部の顧問と同じ気持ちで美術部をやる;具体的な取り組み;美術部の歴史 ほか)
第2部 技術指導とハートづくり(指導内容;顧問の考え方;生徒をヨーロッパへ ほか)
第3部 県展特大号(第46回「県展」を終えて;3年生の言葉;2年生の言葉 ほか)
著者等紹介
菅野公夫[スガノキミオ]
1954年、埼玉県児玉町に生まれる。中学、高校とバスケットボール部を経験、ポイントゲッターとして活躍。どちらも部長を務める。本庄高校で2年の後半から美術部に入り、デッサンをはじめる。1978年、埼玉大学教育学部美術専攻卒業。1980年、本庄女子高校(現・本庄第一高等学校)の教員になり、バスケット部と美術部の顧問。今年(平成16年)で美術部顧問24年目。埼玉県美術家協会会員(県展特選2回、入選31回)。県北美術家協会会員(会員賞受賞)。麓原会審査委員(古川賞受賞)
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