感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
25
絵本。ざっくりとしたあらすじ。主人公の男の子が、お母さんからの愛を感じず家出をします。なぜか、死んだはずのおじいちゃんに出会い、おじいちゃんが子どもの頃の満州開拓時代へタイムスリップ。おじいちゃんが、家族と死に別れた経緯や、その後結婚してから妻に先立たれ、娘(男の子のお母さん)を男手ひとつで育て上げた話になります。で、「お前のお母さんは愛し方が分からないんだよ」と。ちょっと無理がある・・・命は繋がっていくというのもテーマなのでしょうが、色々盛り込みすぎ。いい話なのに残念。2014/08/12
どあら
2
満州開拓団のお話をもっと掘り下げても良かったかなと思いました。北野美子さんの絵は、優しいタッチで和みました。2014/10/23
スパナ
0
満州開拓団の暮らしと、昭和20年に一変した死の逃避行の様子を綴った絵本。 当時、満州に渡っていた世代がいなくなるなかで、悲惨な出来事を後世に語り継いでくれる貴重な絵本。2021/01/17