- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学一般
内容説明
子どもたちの豊かな学びを創りだすために―戦後初期から一貫して図書館に人を据える運動を維持し、その基盤のうえに1980年代からの「学校図書館に専任、専門、正規の人を」の運動を拓く先陣を担ってきた岡山の司書たちが、自らの仕事に歴史の光を当て、歴史のなかに図書館存立の基盤を確かめる作業を組み立てた学校図書館と図書館専門職員の存在を学校教育の世界に根づかせる貴重な一石。
目次
第1章 清輝小学校における学校図書館づくりと教育(ある校長の思い;清輝新学習法と清輝小学校の学校図書館づくり ほか)
第2章 戦後新教育と学校図書館(教育も変わらなければならない;「民主主義」とともに育った ほか)
第3章 学校図書館法の成立から岡山大会へ(実験学校を中心に図書館教育への模索はじまる;学校図書館法制定の状況と残された課題 ほか)
第4章 学校司書配置をめぐる歴史(学校図書館を担当する人が来た;学校図書館の役割の重要さを知って ほか)