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越境する批判的社会学者―クラウス・メシュカトとの対話

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875593737
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1010

内容説明

抵抗する知識人の肖像。社会主義ドイツ学生同盟SDSのリーダーとしてドイツ新左翼誕生に立ち会い“1967・1968年”を牽引。研究者としてコロンビア、チリ、ブラジル、キューバそして旧ソ連を遍歴。南米各地域の社会運動とスターリン主義の影響を掘り起こし、来るべき革命の可能性を探究。現代史の決定的瞬間を目撃してきた知識人が、その激動の半生を朗らかに語る!

目次

東西の越境者 一九四五年以降
学生政治及び社会民主党との決別
既成政治からの離反―SDS(社会主義ドイツ学生同盟)と高等教育政策 一九六七年のイラン国王訪問まで
根本体験―学生運動及び議会外反対派 第三世界 一九六七年・六八年
ニューヨーク及びメデジン(コロンビア)における教育活動と政治的関与
潜伏したウルリーケ・マインホーフとの再会
間一髪の危機回避―チリの統一戦線とクーデタ
ハノーヴァー大学の社会学教授―ニカラグア及びメキシコ、チリのプロジェクト
コロンビアにおける革命運動とコミンテルン
解放と統制―二〇世紀末のキューバ革命経験
ブラジルのカンドンブレ
振り返って残ることども
付録 クラウス・メシュカトによる文書

著者等紹介

メシュカト,クラウス[メシュカト,クラウス] [Meschkat,Klaus]
1935年、ベルリン生まれ。ベルリン自由大学で社会学、東欧史を学ぶ。SDS(社会主義ドイツ学生同盟)にて活動。1965年、博士号取得。1967‐68年には共和国クラブ議長としてルディ・ドゥチュケとともに活躍。その後ニューヨーク大学、メデジン大学(コロンビア)、コンセプシオン大学(チリ)にて教鞭をとり、1975年より独ハノーヴァー大学の社会学教授(2000年退官)

青山孝〓[アオヤマタカノリ]
1980年、名古屋大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得により退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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