代表作時代小説〈第36巻(平成2年度)〉

  • ポイントキャンペーン

代表作時代小説〈第36巻(平成2年度)〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784875198352
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

歴史・時代小説の隆盛を支える軸となる巨匠・気鋭の、ヴァラエティに富んだ作品群を収録した年度版アンソロジー。魅力あふれる歴史・時代小説代表作24編を収録する金字塔。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山内正

4
眼下に町が見えるあの中に美代と源次郎がいる 二年前に二人で家を出た 江戸詰めの間の出来事 小肥りで鈍重な兄の市之丞北辰一刀流の腕がある 痩せた弟は左手が不自由 二年して戻って叔父が二人を討ち果たせと迫るが妻敵討ちは不名誉な事と先に二人に許すと手紙に 金を受取りに来た弟は手の届かぬ所へ行った気がした いきなり妻に刀をあて金をと 手紙を信用していない顔で 浪人三人が助っ人に来た 美代は知らずに驚く 斬り込んだ浪人を躱し片腕を切落した変える刀で二人を斬る 慌てた弟の胸を刺し自分の胸も刺 五人の死体は春まで雪の中2021/12/27

山内正

3
納戸頭の娘と見合いじゃと伯父が 姉ちゃん髭の甚内言われる人にお嫁に行くんかと良介が言う 勝気な性格、木之崎の娘織江は利口ぶってと噂がたつ 俺は良いが 大嵐で城の北の崖が崩れ落ちて 石垣を積もうと案に甚内が異を唱え 石垣を積むと水が溢れますと しきたりで御座います昔からと 家老らは呆気に取られた 行列に子供が入り甚内が抱き上げ 母親へ渡し某の不行き届きと詫びた 雪合戦を子供達とし 夜半二人の客織江が こりゃどうもと挨拶代わりにくしゃみを 三人は笑ったお詫びに来たのにと 笑った2021/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1331370
  • ご注意事項