代表作時代小説〈第32巻〉

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代表作時代小説〈第32巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784875198314
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

豊かな想像力が造る、魅力あふれる夢とロマンの代表作。歴史・時代小説の充実の軸となる巨匠・新鋭のヴァラエティに豊んだ作品群を収録した年度版アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山内正

4
武士に有るまじき評判が甚内に  上司に大きな声で挨拶する事に 一石でも家禄をと 頼るべく派閥もないと告白してるようなものだ 不味い事が起こったそちの親父が 三年前の不正に加わったと 減石五石だと助ける者も金もない 使いで料理屋にほんの一杯だけと 女将に勧められ立ち退いたが  渡したのは金か?受け取ったは封書 不正が絡んでいる 栗田家老のと知らされた 暗い廊下に突然家老が抜身で甚内に何か言った後、御免とすれ違い様首に短刀を差込んだ 後日五石を戻すと沙汰がきた 2022/08/03

山内正

4
婆さんと話相手をと兄上も人が悪い 白萩屋敷はあの角と聞く 兄嫁と同じ位と思った程若く綺麗な 使いの手紙を渡す 香月と名だと 吾も亦紅と書きますと赤い花を指す 萩が咲きましたら今一度 あの方の火傷は嫁いでからだと 病の見舞いに 来てくれましたのね 兄の若い時の和歌を見せ 私より七つも下なのに兄を好きでした この短冊を取りに火傷をしました 兄の身代わりと分かってはいるが肩を抱き寄せた 少年の頃香月殿が好きであった 言う折も無く月日を超え 死によって終わった2021/08/23

山内正

3
酔ってはいないええっと菊の間左へ 失礼致しますーーー客の目がきみ江 姐さん待っていたぜと絶妙呼吸で 若い客 お初にお目に掛かります 後ろから客がお待ちと声が 姐さんの席はここと空けてくれた 一目で気に入った格別男前でないが 嫌味のない 後は成行まかせだと 間違えたばかりで素晴らしいお客様とお会いできと三味線持ち唄う 裏を返してくれて嬉しいと 一人できたと呟く 世帯持って浜田屋は持ち直した 若女将のせいだと客が 人が馬に蹴られた倒れてるぜ 駆け寄り着物に見覚えがある 悲鳴が 一月し窓の外に川変っちゃいない2021/08/28

山内正

3
雁金屋の与司郎さんが何人かに呼び出しを掛け木十も旦那様のともを 親に半分勘当され人の家に居候 朝霧と遊女と一緒になると噂も 珍しい食べ物を食べさすからと 四五人が集り噂話を 朝霧には好きな男がいると言う 無理にでも諦めさせ身請けさせようと話も出ていると 穴の空いた饂飩に他の食材を混ぜ 旨いと皆が食べ 祝いの芸と紙に火をつけ口に次は蝋燭と 口から火を吐き驚かした後で急に胸苦しく泡を吐き倒れた 自身番の同心が調べに 食べ物に毒か食合せかと聞く 女中が急に包丁を持ち喉に 朝霧はお前の姐さんだね 姐さんが可哀想と2021/04/05

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