代表作時代小説〈第31巻〉

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代表作時代小説〈第31巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 453p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784875198307
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

豊かな想像力が造る、魅力あふれる夢とロマンの代表作。歴史・時代小説の充実の軸となる巨匠・新鋭のヴァラエティに富んだ作品群を収録した年度版アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山内正

4
死神お三輪が又男をとり殺した 薬種屋の倉太郎がと佐助が飛びこんだ そりゃあ別嬪で十九何れ玉の輿と親も 数ある申し出を断りあと十日で祝言 て時にぽっくり心の蔵がと医者が 次の男は三日に祝言て時に大川へ 落ちて次々に男が死んだ 死神が付いてると噂がたつ 若旦那風の美男がお三輪に道を尋ね お三輪は惚れ一緒になると 父親の鼾を聞き ああこのままじゃ あたしはと包丁を手に胸を刺した 知らないとでも思ってたのかい お前が次々と殺したのを わたしはあの人と いつか殺されると思ってたよ2021/05/28

山内正

3
宝屋と料亭へ久作は月の手当を貰いに 地廻りを片付けた礼に  変わった見世物がと誘われ  芸者四人が半裸で踊った 面を付けた二人が女が一枚づつ脱がされていく 男が女の面を履いだ 息を呑む美しい女が やがて一本の蝋燭にし 二人はしり退いた  久作は女に見覚えがあった  浪人の妻糸代は知り合いで 家に送る事に こんないい女房を 働かせてと  財布を失くしたと客に糸代が疑われ店を辞めた  心配で毎夜付き従う事に  糸代欲しけりゃ勝負しろと亭主が 見届けに奉行所の同心が 跡のため書置を残し糸代に話す  死ぬ覚悟で2022/05/18

山内正

3
酔が回るとおめえと千石組頭が 御番衆は三百石だお前と大違いだ 金が居るんだ用意出来るか? 三十郎は返事が出来無い おめぇの妻女於松は奥女中帰りだな 札差に頼む金が足り無い 親の借金で於松は検校の貰い子に 十五人に伺う事をせねばなりませぬか?菓子折に金を忍ばせて 名誉の事ゆえな 検校に頼んでみるか二人で 金を配るとまだ悪しき習いが続いておるのかと半金を渡した 御番衆の触れが出て三十郎の名も お礼の招きで礼を申し述べる 一人二人料理に文句を付け金を返し 退席する、上司に悪習と達しが出た 検校殿に教えられた 2021/06/19

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