出版社内容情報
次世代の都市生活・まちづくりの高度化はビッグデータをいかに使いこなすかにかかっている。官民協働による多角的な取組みを紹介。真にサスティナブルな都市へ。
ICTによる都市のマネジメントの黎明期にある現在、集積されるビッグデータを人々の暮らしに活かそうと、次世代のまちづくり「ICTエリアマネジメント」が動き始めている。
にぎわう街、被災時にも強く、安全・安心、経済バランスが良く、エネルギーシステムもスマートに……データを利活用した持続成長可能な都市・街の実現を目指す、官民協働による多角的な取組みを紹介。
刊行に寄せて
デジタル社会における都市情報のマネジメントとガバナンス 柴崎亮介
はじめに “眠れるビッグデータ”を活かすために
Part I. 都市の現状と計り知れない可能性
変化する都市の構造と力
都市情報からの第4次産業革命
情報技術の進化と都市マネジメント
都市機能の集積具合を把握する
ICTによる街づくりの実現に必要なこと
動き始めたエリアマネジメント
ICTを活用した都市のバリューアップに向けて
Part II. 街に新たな価値を生むマネジメントを探る
〈平常時〉
〈災害時〉
〈安全・安心〉
〈経済〉
〈環境エネルギー〉
〈これからの新たな価値創造〉
Part III. ICTエリアマネジメントの今後の方向性
未来都市を示唆する情報技術論
都市はどのように変容するのか
今から何をしておくべきなのか
ICTエリアマネジメントに向けた基本構想
KPIをどのように設定するのか
KPIの設定例
マネタイズスキームの構築
データを知識とするために必要なデータレイヤー
合意形成に資するダッシュボードのイメージ
持続成長可能な都市に向けて
川除 隆広[カワヨケ タカヒロ]
著・文・その他
内容説明
ICTによる都市マネジメントの黎明期にある現在、集積されるビッグデータを人々の暮らしに活かそうと、次世代のまちづくり「ICTエリアマネジメント」が動き始めている。にぎわう街、被災時にも強く、安全・安心、経済バランスが良く、エネルギーシステムもスマートに…データを利活用した持続成長可能な都市・街の実現を目指す、官民協働による多角的な取組みを紹介。
目次
はじめに “眠れるビッグデータ”を活かすために
1 都市の現状と計り知れない可能性(変化する都市の構造と力;都市情報からの第4次産業革命;情報技術の進化と都市マネジメント ほか)
2 街に新たな価値を生むマネジメントを探る(平常時;災害時;安全・安心 ほか)
3 ICTエリアマネジメントの今後の方向性(未来都市を示唆する情報技術論;都市はどのように変容するのか;今から何をしておくべきなのか ほか)
著者等紹介
川除隆広[カワヨケタカヒロ]
株式会社日建設計総合研究所理事上席研究員、ビッグデータ・建築都市経済グループマネージャー。1968年京都市生まれ。1995年東京理科大学大学院修士課程修了。2001年京都大学大学院博士課程修了。1995年株式会社日建設計入社を経て現職。博士(工学)、技術士(総合技術監理部門)。専門は、都市計画、都市情報分析、事業評価、官民連携事業など。総務省ICT街づくり推進会議スマートシティ検討WG構成員、総務省データ利活用型スマートシティ推進事業外部評価委員、CASBEE都市検討小委員会委員、CASBEE街区検討小委員会幹事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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