内容説明
本書は、理論ではなく実践に基づくUMLの入門書であり、旧バージョンから大幅に改訂されたUML 2.0に完全に対応しています。図の種類ごとに章を分け、実践的なサンプルを数多く使って、初心者にもわかりやすく説明しています。単に表記法を示すだけでなく、注意すべき点とその理由を丁寧に解説しているので、使用するツールや言語を問わず、あらゆるシステム開発プロジェクトに応用が可能です。旧バージョンからの改訂箇所を手早く学びたい方にも有用ですし、UMLを新たに学ぶ読者にとっても格好の手引きとなるでしょう。
目次
UMLの概要
要件をモデリングする:ユースケース図
システムのワークフローをモデリングする:アクティビティ図
システムの論理構造をモデリングする:クラスとクラス図の概要
システムの論理構造をモデリングする:高度なクラス図
クラスを活性化する:オブジェクト図
順序付けられた相互作用をモデリングする:シーケンス図
相互作用のリンクに注目する:コミュニケーション図
相互作用のタイミングに注目する:タイミング図
相互作用の全体像を示す:相互作用概要図
クラスの内部構造をモデリングする:コンポジット構造図
システムのパーツを管理および再利用する:コンポーネント図
モデルを整理する:パッケージ図
オブジェクトの状態をモデリングする:状態マシン図
システムの配置をモデリングする:配置図
OCL(オブジェクト制約言語)
UMLをカスタマイズする:プロファイル
UMLの歴史
著者等紹介
マイルス,ラス[マイルス,ラス][Miles,Russ]
General Dynamics UKのソフトウェアエンジニア。Javaや分散システムの開発に取り組んでいる。現在、英国オックスフォード大学でソフトウェアエンジニアリングの科学修士を取得中
ハミルトン,キム[ハミルトン,キム][Hamilton,Kim]
航空宇宙産業の大手企業に勤務する上級ソフトウェアエンジニア。これまで、Webアプリケーションや分散システムなど、さまざまなシステムの設計と実装に携わってきた。コーネル大学の応用数学と情報科学の修士号を持っている
原隆文[ハラタカフミ]
1965年長野県に生まれる。マニュアル翻訳会社、ソフトウェア開発会社を経て独立。妻と二人で神奈川県に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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c3po2006
ところてん
wang
thalion