内容説明
この若者たちの「畑」にかける情熱が日本の農業を変える!
目次
第1章 気骨あふれる茶髪のイケメン(ローソンファーム千葉)
第2章 おでんダイコンで荒野を拓く(ローソンファーム鳥取)
第3章 初心者からできるIT農業を目指して(ローソンファーム大分)
第4章 限界集落で取り組む有機農業(ローソンファーム広島神石高原町)
第5章 熱血社長の土からこだわる“カット野菜”(富士食品工業)
第6章 未来はきっと、よくなっていく(イグナルファーム)
著者等紹介
菅聖子[スガセイコ]
広島県生まれ。自由学園卒業。出版社勤務を経てフリー編集者、ライターに。暮らし、もの作り、教育など幅広い分野で、書籍や雑誌の執筆を行う
公文健太郎[クモンケンタロウ]
1981年、兵庫県生まれ。自由学園卒業。写真家として、書籍、雑誌、広告など、幅広いジャンルで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えも
17
企業の農業参入が進む中、ローソン25%出資(農家75%)の農業法人「ローソンファーム」が全国で10法人あり、この本は各法人の社長である農家への取材で構成されている。いずれも確かな技術と経営センス、情熱を持って農業生産に取り組んでいて、ローソンというブランドと上手に共存している印象■イオンやセブンイレブンも農業参入してるけど、どんな感じなんだろうね。2013/12/17
Akihiro Nishio
11
ローソンと共同出資して運営するファームの話。ローソンがコンビニ競争でリードするために、そこまで野菜に力を入れているとは知らなかった。普通の農家は作った野菜を出荷して、その時の相場で値がつくが、ローソンファームでは各店からオーダーされる野菜を出荷できるように野菜を作るというのが印象に残った。すぐにできるものでもないので、一年の重要を予測して生産・出荷できるようになるのに3年かかったという。これだけの規模で消費者とダイレクトに繋がっているのはやりがいがあるだろうと思った。2016/03/01
メタボン
10
☆☆☆★ 活き活きと農業に携わっている方が多いと何だか安心する。日本の農業も捨てたものではないと感じる。ましてそれが我々都市生活者に一番身近なコンビニエンスストアが関わっていると知れば尚更だ。是非このような取り組みが広がれば良いと思う。そう言えば最近ローソンの「郷土のうまい」シリーズがとても美味しい。2014/11/24
ひとまろ
5
ローソンが農業! 農業生産者と流通大手ローソンが出資したローソンファーム。 働いている生産者が生き生きとしている。 しかもファームの社長が若い! 農業への見かたが変わる1冊になっている。2015/03/21
テツオ
5
少しずつ増えつつあるローソンファーム。経営がいいところとしか契約しないみたいで、ここで紹介されている農家は、いろんな意味で、いいですね。2013/12/13