内容説明
小笠原博士の思想は、徹底した自由主義的個人主義であり、人生においては傍若無人、天衣無縫、名利をもとめず、できる限り世の中のためにと走り続けた人であった。
目次
第1章 近代物理学への道
第2章 南方気候論の世界
第3章 郷里の山形で農業指導
第4章 北アルプスの自然研究
第5章 水資源と防災の追求
第6章 『氷晶』―日本民族の風土的考察
第7章 小笠原の世界観
第8章 詩歌の世界
第9章 信仰遍歴について
著者等紹介
成田茂[ナリタシゲル]
1944年新潟県生まれ。新潟大学農学部。68年にアジア航測株式会社に入り環境調査に従事。2002年に(社)日本環境アセスメント協会に勤務して10年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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