内容説明
日本人はどこから来てどこに定着したのか…。東北に花咲いた縄文時代原始共産制の豊穣なる生活がここに蘇る。古代日本の習俗を物語ることで、日本人の死生観・宗教観の原型を鮮明に解き明かす。
目次
神との約束の地へ
天測
黒潮に乗って
神の宮を建てる
国づくりのグランドデザイン
周りを調べよ
黒曜石の発見
渡りの島(北海道)に兄弟国を建設、そして全国の調査
アワウの国
天体の観測〔ほか〕
著者等紹介
園田豪[ソノダゴウ]
1948年静岡県生まれ。東京大学大学院理学系研究科修士。1973年石油会社に入社し、サハリンの「チャイヴォ」「オドプト」油・ガス田の発見・評価や中東オマーンの「ダリール」油田の評価・開発に携わった石油開発専門家。東京大学の資源工学部の講師として「石油地質」を教えたこともある。種々雑多な情報の中から有意の情報を摘出・総合して油田を探し当てる情報分析の手法を用いて、また漢文読解力、古文書解読力などを駆使して日本の古代史の謎解きに力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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