内容説明
90年代から世紀末を挟んで00年代へ―。J‐POP、コミック、小説、映画などなど、批評家・佐々木敦が縦横無尽に切りまくり、勇猛果敢に繋ぎまくる。
目次
0 SLANTED & ENCHANTED
1 SOFT & HARD
2 DOOMS OF BORE
3 SLASH BOOK REVIEW
4 BITS ABOUT JB
5 SURVIVAL RESEARCH LABORATORIES 1(20TH CENTURY)
6 SURVIVAL RESEARCH LABORATORIES 2(21TH CENTURY)
7 SLASH J‐POP REVIEW
8 META POP RGB
I’m Happy,and I’m Singing,and a 1,2,3,4
著者等紹介
佐々木敦[ササキアツシ]
1964年名古屋市生まれ。批評家。HEADZ代表。音楽雑誌『FADER』編集発行人。慶応大学SFCおよび武蔵野美術大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
踊る猫
1
今(2015年)という時代にこの本を読むことにどれだけの意義があるかどうかおれには上手く説明出来ない。せいぜいおれ自身の二十代の思い出を懐古的に再確認させられたとか、そんな感じでそれ以上の価値(つまり時流の激しさに耐えた「名著」)はないかな……とも思うのだけれど、それでもイラク戦争をめぐるあのゴタゴタを例えば今の政治状況に置き換えたりモー娘。を論じた文章を AKB48 に置き換えたりして読めば「使える」かな……とも思うのだった。繰り返すが、探してまで読むべき本だとは思わない。ただゾッキ本扱いももったいない2015/09/13
hiratax
1
当時は佐々木敦基準みたいなものへ疑い抗いがあったんだが、今は無い。おそらく自分の中で一定の価値基準ができてきたせいだろう。若き青年だったのだ。2005/08/21
なかち
0
90年代。「終わらないで欲しいものが実はもう終わりつつあること」2010/09/01