内容説明
本書は、本田宗一郎、永野重雄、稲山嘉寛、中内功、伊藤雅俊をはじめ、富士通、松下電器、キヤノン、トヨタなど経済界のトップの秘話を網羅、勝利者たちのノウハウのすべてを紹介するとともに、日本的経営の欠陥、同族会社の危うさについても鋭く分析する。
目次
第1章 “サラリーマン社会”での人脈の意味とそのでき方
第2章 リーディング・カンパニー新日本製鉄の人間山脈
第3章 IBMに挑んだ富士通のコンピュータ野郎の系譜
第4章 経営多角化を推進したキヤノンの中央研究所人脈
第5章 民主主義が逃げ出す同族会社の血族支配
第6章 後継者づくりで苦悩した流通革命の旗手たち
第7章 個人を尊重してフェアに競争する理想のサラリーマン社会を目指して