クイクイちゃん

個数:
  • ポイントキャンペーン

クイクイちゃん

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784871100755
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

何度も手にとりたくなるハイカラなユーモア絵本!

クイクイちゃんは、毛糸と布でできているお人形。
おなかをおすと「クイクイ」と音がなります。

海辺で会ったタコといっしょにデパートに出かけたクイクイちゃん。
買い物をしているタコをまっていると、とつぜん誰かにつかまれてしまいます。
さあ、たいへん。
クイクイちゃんはどうなるでしょう。

どこかなつかしい。とても愛らしい。
おっとりとしてとぼけた、そしてハイカラでユーモラスな絵本です。
ぜひおすすめの一冊です。


牧野夏子さんからのメッセージ

 あるとき、いつものように、とりとめもないことを考えていて、なぜかふと「蛸が、全部の足に靴下をはいたら、カラフルで楽しいだろうなあ」「あ、でも、靴下は二本で一足だから、実際にはくのは四足か」「蛸が自転車に乗ったらおもしろいなあ」「そのときは、8本の足をどうやって使うのかしら」と、蛸にとりつかれてしまいました。それで、自転車に乗った蛸が、デパートに行って靴下を買うお話を書いてみました。蛸と出会って買い物に付き合うのは、語り手の「ぼく」でした。本当は蛸に負けない個性的な主人公がほしかったのですが、思いつかなかったのです。で、書いたものの、お話はもう一つ何か足りない感じで、そのままほうっておかれました。  何年かたって、クイクイちゃんというお人形を主人公に、お話をつくることになりました。 いろいろ考えて、いくつか書いてみたのですが、どうもなかなか、クイクイちゃんにふさわしい、ゆかいなお話ができませんでした。困った私は、一生けんめいクイクイちゃんのつもりになって、一体どんなことが起こるだろうと想像してみました。  すると、突然「ちりん、ちりん」とベルを鳴らして、自転車に乗った蛸がやってきたのです。「この光景は、見おぼえがある......!」あの話の主人公は、クイクイちゃんだったのか!  主人公を探していたお話と、お話を探していた主人公が、やっと出会って、こんな絵本になりました。


佐々木マキさんからのメッセージ

 人形とタコと百貨店。まるで三題噺ですが、そのうえタコが自転車に乗る、靴下をはく。なんだこれは。
 自分で話を考えるときは、まず人形とタコは思いついても、自転車とか百貨店とか靴下は、やめておく。絵を描くときの難渋が前もって判るから、尻込みしてしまう。
 むかし『おばけリンゴ』の作者ヤノーシュへのインタビューを何かで読んだが、お話を思いついても、この部分は絵に描くのは厄介だなと思ったら、絵にしやすいように話を変えてしまう、と語っていた。やはり、そうか。
 しかし私はお話を変えるわけにはいかない。自分の考えた話ではないからだ。果敢にトライするほかない。
その結果、タコが自転車に乗っているところも、布の人形の表情も、ハイカラ懐かしの百貨店も、なんとかうまくいって、まあ易きに就かずによかったのでは、と満足しています。

内容説明

毛糸と布でできているお人形・クイクイちゃんのユーモラスな絵本。

著者等紹介

牧野夏子[マキノナツコ]
1977年生まれ

佐々木マキ[ササキマキ]
1946年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@ヴィタリにゃん

55
おなかを押すと、クイクイって音がするお人形のクイクイちゃん。向こうから自転車に乗ったタコさんがやって来て、後ろに乗せてもらい、タコさんのお買い物に同行。デパートの名前が「タコシマヤ」(笑)タコさんが買い物中、クイクイちゃんは人間の女の子に捕まってしまう。けど慌てて駆けつけて来たタコさんの8本の足には素敵な靴下が🧦(笑)佐々木マキさんの絵、大好きなのでまた読みたいですね📚2024/10/05

anne@灯れ松明の火

16
展覧会予習。人形のクイクイちゃんとタコさんというキャラクターがかわいくて楽しい。お話自体はそれほどでもないのだけれど、デパートの中の様子など、見ていて楽しい♪2013/08/19

♪みどりpiyopiyo♪

14
わぁ。この本すきすき♡ 佐々木マキ祭の延長で手にとった絵本です。文は牧野夏子さん、絵は佐々木マキさん。■表紙からは思いも寄らない意外なお話。なんて可愛く奇妙で長閑なの♪ クイクイちゃんかわいいなぁ♡ 唐突な終わり方も なんだかぽかんとしちゃって 楽しいです。■何かが起こりそうで何も起こらない。いえ、その穏やかな1日自体がかなり意外だし、クイクイちゃんそのものが大事件な気もするけど 笑。■このお話のセンスに佐々木マキさんの絵を合わせるのナイス。誰が取り持ったのかな? 絵本館、いい仕事するなぁ♪(2012年)2017/05/22

喪中の雨巫女。

14
《書店》人形のクイクイちゃんの友達が、蛸ちゃんって、仲良くデパートにお買い物?なんか面白い。2012/06/12

遠い日

6
絵は佐々木マキさんですがテキストは牧野夏子さん。クイクイちゃんはお腹を押すと「クイクイ」と音が鳴るお人形。なぜか誘われてタコとデパートに行きます。そこでクイクイちゃんが遭った受難。大変でした。デパートの名前に笑いました。海へ帰ってきてからどうなったのかなぁ?続編、作ってくれないかなぁ?2024/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4919408
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品