古代中世文学研究論集〈第2集〉

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古代中世文学研究論集〈第2集〉

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784870889842
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C3395

内容説明

本書に収めた論考は、中古を中心とした古代から、中世、さらには近世とのかかわりにいたるまでを対象とし、古典文学研究に共通する方法論を模索しながら、徹底した資料批判と深い読解を背景にした内容を収めている。

目次

菅原道真における「祖業」
「臥待月」意義考―「臥待月」は十九日の月か
『紫明抄』の成立過程―『異本紫明抄』との関係
「名を隠す恋」の狭衣―飛鳥井の君物語の表現
謡曲『狭衣』についての考察
歌語「ありそ」「あらいそ」考
『顕注密勘』古筆資料の検討
『明恵上人行状』中巻部の依拠資料について―「漢文行状」春日明神託宣記事を中心に
『弁内侍日記』の伝本に関する報告
豊原統秋撰『舞曲之口伝』考
天文・永禄年間の雅交―仁如集堯・策彦周良・紹巴そして聖護院道澄