内容説明
ニューヨークの凄惨な連続変死事件の底から、奇怪な遺伝子操作ウイルスが浮上―。FBIの極秘作戦チームが「コブラ」の謎を追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
31
【コロナ31-2】(上巻から続く)この作家は当事者への綿密な取材が身上だ。前作はそれにより傑作がうまれ、ウイルスというものの恐ろしさに震撼させられた。本作でも生物兵器について綿密な取材をしたという。ベトナム戦争以来の米国、ソ連、イラクの軍事的機密を暴いた裏の歴史を書こうとしたのだろう。しかし、出来上がったのは、架空のウイルスによる架空のテロの小説となった。軍事的機密を作品として処理するには小説仕立てにするしかなかったのだろう。真実を暴こうとした生物兵器の開発史は、小説の背景に退くことになった。この小説↓2020/07/19
あっちゃん
19
規模が大きくなったわりには犯人が拍子抜け(笑)まぁ、最後の追い込みはエンタメ感が出ていて読みやすい!今回は兵器として作られたウイルス、私的には自然発生したウイルスの方が読み物としては好き(  ̄▽ ̄)2017/04/27
シン
13
「ホット・ゾーン」の時ほどの衝撃はなかったが十分に面白い。2007/09/11
taka0808w
2
翻訳本にしては読みやすかった。良本です。 2015/07/15
やぶやぶ
1
★5