内容説明
衝撃のベストセラー『ホット・ゾーン』から3年。プレストンが放つのは、エボラ・ウイルスを超えた戦慄。想像を絶する恐怖が、いまそこに!アメリカ、イラク、ロシアにおける生物兵器開発の恐るべき機密を暴露。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
29
【コロナ31-1】エボラ出血熱のとの戦いを描いたノンフィクション「ホットゾーン」【コロナ17】 の作家による続編というべき作品。レベル4研究室(ホットゾーン)でのウイルスの恐怖の分析に替わりニューヨーク検死局での患者の解剖が、ケニアの熱帯雨林でのウイルス探索に替わりイラクの砂漠での秘密基地の監察が語られる。相変わらずディテールのリアルさで読ませる。テーマはいわゆる生物兵器、ウイルス兵器によるテロだ。しかし今回は小説。この作家の資質が発揮できているとは言えない。なぜか。(下巻に続く)2020/07/19
あっちゃん
25
思ってたより、感染力が小さいのか、ホワイトハウスの高官まで出てきて島に本拠地とか言ってるわりには緊迫感がないような…でも、発症からの症状のえげつなさと、解剖シーンにはグロ好みを満足させるものがある(笑)下巻へ!2017/04/24
シン
13
「ホット・ゾーン」の時ほどの衝撃はなかったが十分に面白い。2007/09/10
taka0808w
2
ひねりはないがそれなりに面白い。下巻が楽しみ。2015/07/13
イチ
2
★★★☆☆。生物兵器によるバイオハザード(バイオテロ?)のお話。1998年発行ということで訳にちょっと古さを感じる部分もあるけれど、だんだん面白くなってきたので下巻に期待!しかし、オースティンの一人称が「あたし」って…イメージに合わなくてすごく違和感。どうして「私」にしてくれなかったのか。2014/03/06