内容説明
大切な人を失い、痛みに堪えて生きる主人公を描く表題作や、交通事故に遇い再起不能と思われた男が一人の女性の出現によって立ち直っていく姿を描いた『蕎麦の花』など、折々の作句が強い彩りを添える、著者渾身の短編集。
著者等紹介
神通明美[ジンズウアケミ]
本名、西嶋明美。1941年富山市に生まれる。2016年「有沢橋」で文芸思潮最優秀賞を受賞。『かいむ』『青嵐』(富山市)『讃岐文学』などの同人誌に作品を発表し、現在、文芸誌『ペン』(富山市)同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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