内容説明
知れば知るほどおもしろい、言葉のレシピ集!一生を日本語だけで終える日本人。ところが中華料理、タイ料理、フランス料理とあるように、美味しそうな言葉の世界はまだまだあるものだ。そんな世界へと案内してくれるのが本書である。ひとたび言葉の山麓に踏み込めば、言葉の山をめぐる旅は果てしなくおもしろい。本書がガイドするアジアの言葉の山並みを興味津々歩いてみれば、そこかしこに絶景が広がっている。
目次
第1編 アジアの言葉の魅力(フィリピノ語の魅力;中国語の魅力;台湾語の魅力;韓国語の魅力;タイ語の魅力 ほか)
第2編 私が考える国際人とは―世界で活躍する12人の進言(「It’s Greek to me」であっても、何とか読み取ろうと努力を続ける(田中常雄)
未経験の世界を受け止められる「柔軟性」と「誠意」(卜部敏直)
自国のことを語れる素養を持った「中身のある」人間(石川和秀)
世界の人々に敬意を払い、相互信頼の礎を築く人(藤原真一)
言語だけにとどまらない、人間性由来の「異文化コミュニケーションスキル」(関野信篤) ほか)