内容説明
「200CLUB」は、優れた心臓外科医の証といえる「年間執刀数200症例」にちなんだ名称。本書では、同CLUBメンバーが、プロフェッショナリズムの持論を展開し、心臓外科医の未来を推考。第一線で多くの困難を克服してきた外科医たちの、知恵と示唆の詰まった一冊。
目次
1 座談会「心臓血管外科の未来へ」(すべてを見せるライブ手術からの学び;これからの心臓外科医とは)
2 後輩たちへのメッセージ―心臓外科医を天職として(タテ糸とヨコ糸(川副浩平)
心臓外科手術に淫して(大北裕)
「真似る」と「学ぶ」(岡林均)
運命的に選んだ心臓外科(荻野均)
「良い手術」をするために必要なこと(角秀秋)
手術の現場でじかに学ぶ(小宮達彦)
若き心臓外科医への手紙(坂田隆造)
医師は天職?(坂本喜三郎)
夢を追って(佐野俊二)
「諦めない心」で無骨に生きる(高梨秀一郎)
手術の「流れ」を感じて(高橋幸宏)
偉大な先人たちに導かれて(田嶋一喜)
医学は「常に不完全である」を胸に(松居喜郎)
心臓外科医はスポーツマン?(夜久均)
手術中の独り言(井野隆史))
3 200CLUB全記録
心臓外科ライブセミナー全記録1999~2017