初期仏教経典解説
「日々是好日」経―“増補新版”悩みと縁のない生き方“初期仏教経典解説”

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865640434
  • NDC分類 184
  • Cコード C0015

内容説明

「日々是好日」経は、パーリ語でBhaddekaratta‐suttaという初期仏教経典です。「日々是好日」という言葉は日本でも有名ですが、これは「なんとなく今日はいいなあ」という曖昧なことではありません。お釈迦様が説かれた「悩みと縁のない生き方」の理論と実践です。本書では、この短い経典に込められている「ブッダの智慧」を、意味を確かめながら丁寧に解説します。

目次

1 過去(過去という檻;危険な忘れもの ほか)
2 未来(未来は存在しない;占い師 ほか)
3 現在(現在は現実;三世の関係 ほか)
4 「日々是好日」経
5 自分とは観念に過ぎない(過去も将来も気になってしょうがない;覚者の生き方 ほか)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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