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内容説明
弓道部に所属する高校二年生・若月新の平穏な人生は、不遜な下級生・青木俊輔に出会ったことで終わりを告げた。誰より強い弓を引き、放った矢は必ず的の中白を射貫く―その化け物じみた才能に憧憬を抱きつつも、周りを軽んじるような態度に苛立ちを覚えていたある日、彼が自分に想いを寄せていると知る。青木を拒絶しながらも、ほの暗い優越感を抑えきれない新。だがあることで青木に「弱み」を握られた時から、半ば脅迫されるように身体の関係を強いられるようになり…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きなこ
15
丸木さんらしからぬ(笑)青春恋愛もの。新が自分の性癖を悩んだり青木の力強い弓に嫉妬したりの若い葛藤に胸がチクリ。最後は新らしい男前な告白でスッキリ。しかしこの後、考えただけでも大変な事になりそう。また、新大好きな兄弟達との絡みももっと読みたかった気が…2014/11/27
りんご☆
13
読了2016/07/18
しば
12
丸木さんなのに評判通り本当に爽やか!受け攻め二人とも何処か屈折している場合が多いのに、この受けの単純さったら。攻めは高1から弓道を始めて、夏にはインターハイに出ているという摩訶不思議があるものの、丸木さんなのに(また言う!)良い読後感でした。2014/12/03
たにしぃ
12
うーん、丸木さんにしては薄味というか。。。2014/11/25
リリー
11
高校弓道部の後輩×先輩。この作家さんにしては軽めで学生ものらしかった。2015/05/30