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内容説明
クリスマスを目前に控えたある晩、有名フィットネスクラブのスポーツトレーナーが殺害された。現場に駆けつけたイヴたちの捜査により、容姿端麗で実力もトップクラスだった被害者の裏の顔が明らかになる。彼はドラッグを使って多くの女性と関係をもち、それをネタにゆすりを繰り返していたろくでなし男だったのだ。次々と浮上する容疑者たちに、イヴたちの捜査は困難を極めるが―。人気シリーズついに40巻!
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
青木悦子[アオキエツコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
クリスマスなのに。悪いけど死んでよかったんじゃない?なろくでなし男が殺され、いつものみんなが奔走します。今回はたくさんお金持ちが登場して華やかさがコロンボみたいでよかった。犯人探しよりも小ネタが楽しめます。イヴが、(かなりおまかせだけど)か、買い物してる!とか、ト、トリーナが、泣いた!とか。あとディックヘッドがダンス上手いとか。またクラックがちょっとだけ出てきた、とか、トレーナーと顧客の「健康的」な憎しみに満ちた会話とか。あ~面白かった。2017/06/19
ベルるるる
24
シリーズ40作目。前作は正直に言うとがっかりしたので、今作はちょっとびくびくしながら読み始めた。だけど、持ち直した。というか、クリスマスというテーマはこのシリーズには最適。愛とか友情とか家族とか、そういうモノにイブが段々と心の内側を見せて行くっていうのが、このシリーズの大きな中身だから。プレゼントを貰ったり、準備したりするのに右往左往するイブもお約束。2016/11/16
寧々子
13
クリスマスを控えた時期を描いているので、イヴとロークの自宅で開かれるパーティーの用意や、主な登場人物達のお互いへの心のこもったプレゼントの場面を楽しむことができた♪ イヴとロークもそうだけど、フィーニーがイヴにプレゼントを贈る場面にホロリとしてしまいました。 事件のほうは被害者がロクでもない奴だったし、殺害現場の描写を読めば犯人も酷い人に思えたので、この人じゃなければいいと思う人が、犯人でなきゃいいなと思いながら読みました。 そういう意味では良かったのですが、ページ数で色々と予想がついてしまったのは残念〜2019/12/24
うにすけ
12
40巻!すごい、翻訳物でよくぞここまで…!ビックリするような事件というより、人間って…という事件なのかなと読了。アメリカのクリスマスの雰囲気を読むのが好きなのでそこも良かったです。プレゼントを買うのは大変そうですよね…。ねこちゃんの鈴がめちゃくちゃ和む~可愛いなぁ。2016/11/10
いっちん
7
【イヴ&ローク40作目】イヴ&ロークシリーズも40作目。ずいぶん続くので少し変化が欲しいかなと思うけど相変わらず面白い。盛大なクリスマスパーティーと事件。2人は時間を積み重ねてどんどんお互いを尊重して思いやって。事件はお粗末な結果に終わったけど、クリスマスプレゼントをしあって2人の関係は素晴らしい。2016/12/14