内容説明
「佐野洋子+くどうなおこ」のはじめての作品が新たな詩とあふれる色彩で40年ぶりに蘇る。時空を超えてしなやかに、したたかに生きるすべての「おんなのこ」に贈る物語。
目次
「はじまり」がはじまる
夢をみる
「さびしい」をみる
ある日とおくで
「退屈」をかざす
かなしいうれしい
はじまりおわり
なにかにコツン
等距離等間隔
きまらない「きまり」
全身全霊
あるきだす
みみをすます
こんにちはの日
目をとじて隠れる
いったり きたり
夢をかきわけ
よい落書きになれるかな
「きょう」にさわる
ちいさな時間
また「はじまり」がはじまる
洋子さん。こんなふうになったよ。
著者等紹介
佐野洋子[サノヨウコ]
1938年生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。主な絵本作品に『ねえとうさん』(日本絵本賞、小学館児童出版文化賞)など。エッセイ集に『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)など。2003年紫綬褒章受章。2010年永眠
くどうなおこ[クドウナオコ]
1935年生まれ。子どもの感覚で、鳥・虫・草・花・空・風・雲などを主人公に、詩や童話を書いている。主な作品には『ともだちは海のにおい』(サンケイ児童出版文化賞)、『ともだちは緑のにおい』(芸術選奨文部大臣新人賞)、詩集『のはらうた』『工藤直子詩集』など多数。佐野洋子が絵を担当した共著『てつがくのライオン』(日本児童文学者協会新人賞)などがある
広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年生まれ。絵本・さし絵などで、個性ゆたかな作品が高く評価されている。『かばのなんでもや』シリーズ(作・佐野洋子)でサンケイ児童出版文化賞推薦、『空へつづく神話』(作・富安陽子)で産経児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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