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出版社内容情報
三輪 桃加[ミワ モモカ]
著・文・その他
内容説明
左脳と右脳を同時に鍛える51の練習問題+解説。
目次
第1章 論理―敬語を武器に人間関係を構築せよ
第2章 感性―感性の磨き方
第3章 論理―明晰な頭脳の作り方
第4章 感性―五感を取り入れることで、瑞々しい表現になる
第5章 論理―「文脈力」で言葉を正確に捉える
第6章 感性―擬音語や比喩で表現の世界を広げる
第7章 論理―論理で頭の中を整理せよ
第8章 感性―言葉では表現できないものを捉える
著者等紹介
出口汪[デグチヒロシ]
関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。現代文講師として、入試問題を「論理」で読解するスタイルに先鞭をつけ、受験生から絶大なる支持を得ているカリスマ。また、論理力を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発し、多くの学校・塾に採用され好評を博している。現在は受験界のみならず、大学・一般向けの講演や中学・高等学校教員の指導など、活動は多岐にわたり、教育界に次々と新機軸を打ち立てている。そして2019年4月に「出口式みらい学習教室」を立ち上げ、論理を通じて子供たちがAI時代に対応できる従来にない新しい教育を全国ではじめる。著書累計部数は1300万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうご
9
図書館本。日々何気なく使っている日本語ですが、どうやったらもっと相手にしっかりと伝えられるかなどは考え続ける事柄の一つのように思います。小手先のテクニックに頼るわけではなく、OSをアップデートするように磨き続ける必要があります。この本には論理と感性の両方からのアプローチが書かれています。日本語は主語が省略されやすいので意識をする、論理の展開を意識するの2点が特に印象に残りました。2020/12/30
ゆり
4
メールで言いたいことが伝わらない。外からの刺激に感情的に反応してしまう。そんな現状を変えたいと思っていたとき、書店で見つけた。帯の『あなたの人生が上手くいかないのは「日本語力」が足りないせいだった』が突き刺さる。◆本書で指摘されているように、感情語ばかり多用してしまい、感性のかけらもない。ただ、感性も論理も後天的に鍛えることができるというのだから鍛えない手はない。比喩、オノマトペ、五感を取り入れた表現、これらを意識するだけで随分表現の幅が広がる、つまり感性を磨く練習になる。継続あるのみ。2019/11/11
ニャンtel inside
0
試験に日本語の知識を求めるものがあるので、参考書的に使いました。詩や短歌などが苦手な自分には問題文の時点で何を言っているのか解らなくて苦戦しました。次は5章と7章の内容が8章分あるような本を出していただきたい。2020/05/09
だでぃ
0
言語と感性は密接な関係をもつ。人は言語によって世界を切り取り理解していく。豊かな感性は世界を瑞々しいものに変え、その感性は美しい日本語のトレーニングによって育まれる。外国語能力は母国語能力を超えることはない。人間はイコール、対立関係をとらえることで世界を整理する。一文の要点は主語と述語、目的語。しかしそれは抽象概念なので飾りがなければ表現は成立しない。五感を表現にとりいれる。最も優れた感覚は嗅覚。聴覚はイメージの喚起。記憶は触覚。芸術は精神を形象として表す。オノマトペなどのリズムが言葉で表せないものを表す2019/12/26