出版社内容情報
「韓民族こそ歴史の加害者である」と「なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか」を合本、再編集。
内容説明
二千年の伝統芸「内紛と外国巻き込み」が今も繰り返されている。決定版ついに完成!長年の論考の総集編!日本は“厄介な隣人”を全力で避けよ。
目次
第1部 「進歩しない小中華」の愚昧と悲哀(「中華」をコピーした半島国家の歪み;自力で近代化できない朝鮮王朝の病巣)
第2部 内ゲバと殺し合いが民族不変の伝統(高句麗から李朝までの朝鮮半島内ゲバ史;現代も続く同じ民族同士の死闘と殺し合い)
第3部 外国勢力を内紛に巻き込む民族の悪しき習性(外国侵略軍を半島に招き入れた三国統一戦争;米中両大国を朝鮮戦争に巻き込んだ二人の“A級戦犯”)
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年、四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)刊行以来、日中・中国問題を中心とした評論活動に入る。07年に日本国籍を取得。08年拓殖大学客員教授に就任。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
7
ふと思うのは「中国のひとは韓国朝鮮の人を下に見ているのだな」ということ。石平さんご自身がわかりやすいヘイトな言説をしているわけではないのだけれどなんとなく根っこに蔑みの雰囲気があり、これがいわゆる嫌韓の手触りとはすこしちがうのだよなあ。タイトルは断言。でも、中身はその結論に導く筋立てではなく、いろんな事例や歴史をあげながら読み手がタイトルの結論にたどり着くための資料集のようなてい。単に嫌韓を楽しむひとには面倒な本だけれど結局溜飲は下げられるかも。消費するのではなく考える起点になりうる?嫌韓本かもしれません2021/06/18
大先生
6
朝鮮半島の歴史について、しっかり読んだのは初めてかもしれません。この本を読む限り、外圧等がないと朝鮮半島の南北統一はなかなか難しそうですね。儒教が毒になっているというのはよく指摘されるところですが、この本を読んで、その意味が少し分かった気がします。西洋文明を取り入れるのは禽獣に成り下がることだから、禽獣に成り下がるくらいなら国が滅びた方がマシだって発想になるんですから…。2020/08/20
河童
4
朝鮮がなぜ近代国家として自由で民主的な思考・思想を持つことができないのか?中国を模倣した一元的権力構造に根本的な原因を求めていることは目からうろこ。歴史の中から解を見つけるその手法は先日読んだ「韓民族こそ歴史の加害者である」同様、とても説得力あります。まさに賢者は歴史に学ぶ、です。そもそも朝鮮民族という人々は、権力闘争に明け暮れ内紛を繰り返してきた。自国で内紛を解決できず外国に助けを求め、民族に起きた悲劇的な歴史の原因を外部勢力のせいにする。自分で犯した罪を人のせいにする。故にいつまで経っても進歩しない。2019/10/06
平常心
2
離韓とか断交とか言われる理由がよくわかる。小中学校では現代史以降を教えない習わないから、これらの歴史を知らない。一方、もし本書に対する反論があれば読みたい気もするが、、、。同じ黄色人種でも関わってはいけない、がよくわかり正解と思える。日本と考え方や生き方が違い過ぎる。ギブもテイクも無し、の単なるご近所さんとして目礼するだけの関係がベスト。だけど彼等はそれを許さずこれからも常に引きずり込もうとするんだろうけど。2019/03/12
Fe
0
どのように、他国を巻き込んできたかがよく分かる一冊。今まで分裂を繰り返しており、統一していた時期の方が少ない。2018/05/19