人間性教育学シリーズ<br> 「生きる力」の強い子を育てる―人生を切り拓く「たくましさ」を伸ばすために

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人間性教育学シリーズ
「生きる力」の強い子を育てる―人生を切り拓く「たくましさ」を伸ばすために

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864100878
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0095

内容説明

誰の目から見ても“いい子”は、本当は非常に危うい。学歴や学業成績が人生を決める時代は終わった。ソニーの上席常務として、数多くの“エリート”たちの盛衰を見つめてきた著者による、子どもの内なる力を引き出す、新しい教育のためのヒント。

目次

エリートシステムの崩壊
なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか
「生きる力」を失った日本人
世界一教育規制の厳しい国、日本
お国のための教育
「与える」教育ではなく「引き出す」教育を
文字や計算の早期教育は不要
「フロー」体験のすすめ
千住家の教育白書
家庭内保育の落とし穴〔ほか〕

著者等紹介

天外伺朗[テンゲシロウ]
本名・土井利忠。工学博士。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。CD、ワークステーション「NEWS」、犬型ロボット「AIBO」などの開発を主導した。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yohiiiidayo

16
図書館本。日本ではあまり扱っていない教育方法や発達心理学について幅広く書いてあります。著者は昼のAIBO を開発された方とのこと。方法論があまり載っていないのが少し不満ですが、勉強になりました。2016/11/05

Yuko

3
<学歴や学業成績が人生を決める時代は終わった。ソニーの上席常務として、数多くの“エリート”たちの盛衰を見つめてきた著者が、子どもの内なる力を引き出す新しい教育のためのヒントを提示する。> 2011年出版 「生きる力」って何?と問われた時、人によって答えはかなり違うだろうし、私の中でも曖昧。天外さんの「生きる力」とはなにかを知るために。 「生きる力」には、「与える」教育はまったく無力であり、「引き出す」教育以外にはあり得ない(p91) 2017/05/26

ぴーたん

3
「フロー」な企業を作るための塾を主宰している著書による教育哲学書。子どもの頃から何かに没頭している「フロー」の状態を続け、人生を切り開くためのたくましさを伸ばすためにはどうしたらよいかを教育の歴史から俯瞰して見たり、日本の現状を分析してみたり。日本は世界一教育規制が厳しく、シュタイナー教育が公教育として認めらていない国連加盟国は日本と北朝鮮だけだそうです。性善説による「引き出す」教育になるほどと思う反面、すでに与える教育を受けている子はどうしたら良いのかは載っていなかったような印象。2014/02/13

わたがしはかせ

3
★★★★★すばらしい!とにかく子供のやること全てを無制限に受容するのが一番大切。子供は本来自然と何かに夢中になるから、それを止めたり介入したりしないことが教育のあるべき姿である、と。例えば絵や音楽の技術を仕込もうとしてしまうと、せっかく自発的にやっていることを、誉められるためにやるという姿勢にゆがめてしまう。2012/12/12

けんちゃんママ

2
生きる力と学力は、関係ない。 幼児に絵を書かせて指導するのは、その子の力を奪ってしまう。 何年も変わらない絵を描くのには、びっくりした。2015/10/11

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