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ハリー・ポッター文庫
ハリー・ポッターと死の秘宝〈7‐3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784863891784
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「ハリー・ポッターを差し出せ。刻限は午前零時」圧倒的多数で城を包囲する闇の帝王。ついにホグワーツ対闇の軍団の戦いの火ぶたが切って落とされる。死の秘宝と分霊箱。2つの謎に翻弄されるハリーは、戦いのさなかにダンブルドアの真の意図を知る。ひとり、帝王の待つ「禁じられた森」へと向かうハリー。生か死か―愛と勇気と信頼の大長編。圧巻の完結編。

著者等紹介

ローリング,J.K.[ローリング,J.K.][Rowling,Joanne Kathleen]
1965年、英国南部のチッピング・ソドベリーに生まれる。エクスター大学ではフランス語を専攻。母親を亡くした1990年に、マンチェスターからロンドンのキングズ・クロス駅に向かう汽車のなかで、突然ハリーという魔法使いの少年の構想を得たという。それから2007年までの17年をかけて完成した全7巻は、67ヵ国語に訳され、4億冊以上を売り上げる超ベストセラーとなった。スマーティーズ賞ほか多数の文学賞を受賞し、OBE(大英帝国勲位)やレジオンドヌール章を授与されている。1巻を執筆当時、離婚したシングルマザーだったローリングは、2001年に再婚し、一男二女の母親となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びす男

74
「やっと終わった」と、ため息が出る。「こんなに面白かったんだ」と、余韻に浸る。紛れもない名作だった■「真の死の支配者は、生ある世界の方が、死ぬことよりもはるかに劣る場合があることを理解できる者なのじゃ」――。死を恐れるヴォルデモートは、ついに死を覚悟して戦うポッターたちを理解できなかった。敗れるべくして敗れたのだ■勇気、英知、忠誠……。子供や先生たちはそれぞれの役割を果たし、闇の帝王をくじかせた。あのスネイプ、マルフォイさえも。決してポッターだけの物語ではない。その友たちの雄姿一つひとつが、忘れられない。2018/08/22

Willie the Wildcat

45
言動に滲む「想い」。表面上の善悪の心底の痛みにも共有値。愛したい、愛されたいという心。家族故の愛憎が分岐。ヴォルデモールとハリーが”繋がる”理由もそこ。ハリーが問う戦う意味の回答が、ホグワーツの食堂に一同が集う最後の場面!モノから心への気づき。ドビーが齎した”精神的”功績は計り知れない。スコップ、当然!世代から世代へ引き継ぐ心。ダドリーも例外ではない。いい奴じゃん!次男の”誘導”で読み出したが一気読み。(笑)面白かった!ちなみに、「ペチュニア入学申請却下」って・・・、リリーの姉?妹じゃなかったっけ?2015/09/26

Yobata

29
二つ目の分霊箱を手にするも、狙いが分霊箱であることをヴォルデモートに知られ、ハリー達も闇の陣営も最後の分霊箱があるホグワーツを目指し,ついに決戦が始まる…。死の秘宝下巻,ハリーポッター最終巻。いやぁ〜お疲れ様でした。グリンゴッツからの窃盗,逃走、そしてホグワーツでの最終決戦と最後は怒濤の展開に戦闘の疾走感,臨場感だった。数々の冒険によって成長してきた勇気と愛という人間が原始から持つ力が、闇を支配したヴォルデモートを切り裂き光を灯したんだね。賢者の石では好奇心で突き動く小さな少年だったけど、仲間や人達を→2015/09/09

あきぽん

22
長年の夢だった全巻読了です。最終巻にふさわしい充実した内容。様々な形の愛と勇気で巨悪を倒す・・・というお定まりの結末ですが、エンターテイメントとして面白く、文学として考えさせられました。沢山の死もありました。最終巻では母親達の愛、憎しみを克服した愛、元劣等生の勇気が特に印象に残りました。私の一番気に入ったキャラクターはルーナです。とぼけてマイペースで、実はハーマイオニーよりも賢い!2016/06/24

ロマンチッカーnao

20
すべての謎が解け、戦いは終わり、そして物語は終わってしまった。悲しい。寂しい。長い旅をしていたように思う。スネイプの真実。ダンブルドアですら完璧でない。ホグワーツの戦いは圧巻。戦いの終わったハリーにルーナの心遣い。ほんとに優しい子だと思う。ジニーよりも、ルーナこそハリーには合っていると思うんだけど。ルーナの物語、あればいいのにな。しかし、寂しいな。2021/03/24

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