出版社内容情報
大絶賛! 立川談志の読む落語シリーズ第七弾は「付き馬」「幽女買い」「品川心中」ほか12席。全作品に家元の落語家論付き!
内容説明
今回も悪い奴、善い奴、間抜けな奴など色んな人間が登場。『山号寺号』『蜀山人』『付き馬』『千早振る』『芝居の喧嘩』『幽女買い』『二十四孝』『善達箱根山』『たが屋』『恋根問』『黄金の大黒』『品川心中』を収録。
著者等紹介
立川談志[タテカワダンシ]
1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。十六歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。十八歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。二十七歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おさむ
30
先日、いま最もチケットがとれない噺家とされるお弟子さん、談春の独演会に行きました。ネタは真っ当な古典落語でしたが、マクラは出演してるテレビドラマや映画の内輪話ばかりでした笑。談志のマクラは蘊蓄が多いなぁとこの本読んで思う。講談や狂歌などを取り込んで縦横無尽に展開する。読んでるだけであの早口が蘇る。やっぱり天才だったんだなと思う一方で、いまやっても受けないよなあとも感じる。落語も時代につれて変わっていく。その時代を映す鏡でもあるんだなと思います。2019/02/08
やまねっと
4
このシリーズを読んでてやはり落語は生に限ると思う。 7巻にしてまだまだ面白い。面白い落語の噺はまだまだあり奥が深い。 黄金の大黒、千早ぶる、芝居の喧嘩を楽しく読んだ。2019/11/04
悠々人
1
相変わらず『談志』は面白いですね。この7巻、特に「蜀山人」が楽しいですね。 辞世の一句「冥土から今にも迎えが来たならば 九十九まで留守と断れ」2015/05/24
OMO
0
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:×2020/10/12