内容説明
水俣を離れ続けてほーれ、ほう。流民の舟にあれば歌へり。流―水俣を離れて50年。ふるさとの家はなお水俣にありて歌い続ける著者のこれまでの5冊の歌集から抄出した選歌集。
目次
『六月の扉』(抄)
『月人壮子』(抄)(摩天楼;水俣1 ほか)
『ハートの図像』(抄)(ハートの図像 宮崎;伴天連の樹 天草 ほか)
『キットカットの声援』(抄)(春へ;龍の渡り ほか)
『さくらカフェ本日開店』(抄)(ラボラトリー;雨の伽藍 ほか)
著者等紹介
桜川冴子[サクラガワサエコ]
1961年、熊本県水俣市生まれ。大学准教授。「かりん」会員、馬場あき子に師事。筑紫歌壇賞をはじめ多くの賞の選考に携わる。博報賞、福岡市文学賞、福岡市文化賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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