出版社内容情報
教育相談とは、さまざまな困難に直面している児童生徒の心の悩みを聴き、よりよい対処方法を児童生徒とともに考えてゆくことであり、そうした児童生徒に接している保護者・教育者に援助的・応答的コミュニケーションを行うことである。
この傾聴の力は、相談を受ける者が、経験を重ねるとともに、自分の心の声にたえず耳を澄ますことで、明敏になり、また洗練されていく。
本書では、人間性豊かな、よりよい教育実践の学知的な礎を築くことを目指している。
序章 なぜ、教育相談を必要とするのか
第1章 教育相談の扱う問題と学校・専門機関の行う教育相談
第2章 学校における教育相談の進め方
第3章 カウンセリングの理論と基礎知識
第4章 児童生徒理解の方法
第5章 事例研究の意義と進め方
第6章 面接の進め方
第7章 教育相談活動の実際??不登校?
第8章 教育相談活動の実際??いじめ?
第9章 教育相談活動の実際??発達障害?
第10章 教育相談活動の実際??児童虐待?
第11章 教育相談活動の実際??学業不振?
第12章 保護者との連携、支援のあり方
第13章 グループ体験の基礎知識
終章 教育相談を教育活動に生かす
田中 智志[タナカ サトシ]
監修
橋本 美保[ハシモト ミホ]
監修
羽田 紘一[ハダ コウイチ]
著・文・その他
目次
なぜ、教育相談を必要とするのか
教育相談の扱う問題と学校・専門機関の行う教育相談
学校における教育相談の進め方
カウンセリングの理論と基礎知識
児童生徒理解の方法
事例研究の意義と進め方
面接の進め方
教育相談活動の実際(1)―不登校
教育相談活動の実際(2)―いじめ
教育相談活動の実際(3)―発達障害
教育相談活動の実際(4)―児童虐待
教育相談活動の実際(5)―学業不振
保護者との連携、支援のあり方
グループ体験の基礎知識
教育相談を教育活動に生かす
著者等紹介
田中智志[タナカサトシ]
1958年生まれ。1990年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、東京大学大学院教育学研究科教授、博士(教育学)。専攻、教育学(教育思想史、教育臨床学)
橋本美保[ハシモトミホ]
1963年生まれ。1990年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中途退学。現在、東京学芸大学教育学部教授、博士(教育学)。専攻、教育学(教育史、カリキュラム)
羽田紘一[ハダコウイチ]
1939年生まれ。1962年東京学芸大学甲類国語科卒業。現在、有明教育芸術短期大学子ども教育学科教授。専攻、教育相談、特別支援教育(聴覚言語障害児教育)、生徒指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。