内容説明
三菱総研の提案する「プラチナ社会」は、グリーン(エコ)・シルバー(サクセスフル・エイジング)・ゴールド(新産業)の3つの輝きをあわせもつ。本書が注目するのはグリーンの輝き。低炭素社会は豊かな地球を取り戻すという意味ではどこか懐かしい世界だが単純な原点回帰ではない。新しい技術を付け加えることにより1ステップ上がっての回帰。その上昇分がQOLの向上だ。懐かしい未来へのイノベーションが新しい暮らしと産業を生む。
目次
1 最先端技術が可能にする懐かしい未来
2 都市の魅力を高めるエコ再生事業とは
3 自然豊かな島々が発信する技術と心
4 日本の経験が世界の環境問題に果たす役割
5 日本の“技”が環境ビジネスをリードする
6 低炭素化時代に求められるエネルギー戦略
7 資源問題の常識を変える日本の都市鉱山
8 エコ技術の経済波及を読む未来の産業連関表
9 スウェーデンに経済再生のヒントを見た
10 世界の名著から考える環境問題の軌跡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tionmaeaccent
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asobu
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買ったまま本棚に埋もれていた本。2011年1月に発行されたものなのでエネルギーについては今となっては全く読む必要がない。三菱総研さんのコンテンツだしね。それ以外はさすが大手のリサーチ。続けて欲しいと思う。巻末のエコに関する名著を年表形式で紹介する章、紹介自体はちょっと薄いものの、ツボは抑えてて良かった。2014/02/14
tak
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見やすい工夫は有るけど、中途半端てかえってわかりにくい印象。もう少し、読む対象が絞れなかったか。2011/05/14