内容説明
介護とは、人を「介」し、尊厳を「護る」こと。最期まで在宅(地域)で暮らし続けられる仕組みを構築すること。“オムツをしない”にこだわるあすなら苑が「地域コーディネーター」役を担う!
目次
1 換気をする
2 床に足をつけて座る
3 トイレに座る
4 あたたかい食事をする
5 家庭浴に入る
6 座って会話をする
7 町内にお出かけをする
8 夢中になれることをする
9 ケア会議をする
10 ターミナルケアをする
著者等紹介
大國康夫[オオクニヤスオ]
1954年5月9日島根県生まれ。1977年4月市民生活協同組合ならコープに入協。1985年4月共同購入中部支所長。1992年2月組合員活動部部長。1993年3月奈良県生活協同組合連合会事務局長。1998年9月社会福祉法人協同福祉会理事。1999年9月特別養護老人ホーム「あすなら苑」苑長。2009年11月社会福祉法人協同福祉会常務理事。2012年11月「特養をよくする特養の会」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aoi
3
スクーリングの予習で事前に読んで自分の考えをまとめるように指示があったので読んだ。 疲れたので感想等は後日書くつもり(つもり)😵💫2023/05/24
浩市
2
心の底から感銘を受けました。2016/05/26
mita
1
国任せでなく、国民一人一人がかんがえていかないといけない2015/03/17
みい
1
介護に関わる全ての方に読んでほしいと思います。枠の中での実践は難しいと思うけど、介護に関わる者の知識として、頭にいれておくか否かだけでも介護の質は変わるのでは?2015/01/09
りりりり
1
奈良県で取り組まれている、人としての尊厳を保持する介護について、書かれています。最初は基本的な衛生面や、生活の質を保持することの大切さ。その後に、それらを構築するためのシステムのことが書いています。ビジネスライクでなく、1人の尊敬する方々として接して、社会的に孤立することなく、皆で関われる場所を作っていくことの大切さ。互いに無関心になることが増えていましたが、人との関わりが生きていく上で大切なことなんだと思いました。2014/05/23