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内容説明
ヒマな時間は大切である。活力を生み精神を充実させるからだ。イギリスの雑誌、その名も『アイドラー(怠け者)』編集長が、午前8時の起床から午前7時の夢の時間まで、一日24時間怠け者は何をすべきか指南。午前10時、愚か者が仕事をしている頃に二度寝を楽しみ、午後4時、金の亡者が眠気覚ましのコーヒーを飲む頃に優雅なお茶の時間を過ごす。これが人として正しい姿であり、自由でいるというものだ。仕事ばかり重視されるのはおかしい、人生を謳歌せよと説く一冊。
目次
午前8時・起床―愚か者が早起きをする
午前9時・仕事―何も週に五日も働くことはない
午前10時・寝過ごす―ひらめきはベッドのなかで
午前11時・さぼる―ずる休みこそ蜜の味
正午・二日酔い―時の流れに身を任せ
午後1時・ランチの死―サンドイッチにその座をとられ…
午後2時・病気―薬ではなく転地療養を!
午後3時・昼寝―この欲求に抗うべからず
午後4時・お茶の時間―金の亡者がコーヒーを飲む
午後5時・散歩―ペースを落としてぶらぶら歩こう〔ほか〕
著者等紹介
ホジキンソン,トム[ホジキンソン,トム][Hodgkinson,Tom]
1968年生まれのイギリス人。1996年に『アイドラー(怠け物)』誌を創刊。以来、同誌の編集をし、記事を書き、パーティーに繰り出す日々をおくる
小川敏子[オガワトシコ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。