- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
もうじきクリスマス・レイク・エデンの町はいつになくうきうきしていた。ハンナが出版する町のとっておき料理集のために、クリスマス・パーティ兼大試食会が開催されるのだ。ハンナの母ドロレスも大張り切り。美しく高価なケーキナイフを貸してくれるという。だが、宴が始まってしばらくして、ハンナは真っ青になった。あのケーキナイフがない!慌てて探すハンナの目に飛び込んできたのは、ナイフを胸に刺した死体だった…。外は猛吹雪で参加者は会場に軟禁状態だから、絶対この中に犯人がいるはず!今にも産気づきそうなアンドリアを助手に、ハンナが見つけた真相は?大好評シリーズ第6弾。
著者等紹介
フルーク,ジョアン[フルーク,ジョアン][Fluke,Joanne]
アメリカ・ミネソタ州の小さな町で生まれ育つ。教師、心理学者、ミュージシャン、私立探偵や花屋の助手、クイズ番組のアシスタント・プロデューサー、映画脚本の手伝いなどさまざまな職業を経験した後、1980年に作家としてデビュー、以後ヤング・アダルト、スリラー・ロマンスなどさまざまなジャンルで活躍する。現在は南カリフォルニア在住
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
38
アンドリアの子供無事生まれて良かった。おめでとう。トレイシーのサンタさんへの手紙は、ませてるけど可愛い。子供は色んなことを見てるね。2020/12/18
ななりー
28
シリーズ第6弾。相変わらずの分厚さだなあと思っていたら今回はハンナが作成していたレシピ本に載るものが沢山載っていました。どれもおいしそう。レシピ本を作るため、レイクエデンの住人たちで載せるレシピの試食会を行ったハンナ。またまたまた死体を見つけてしまいます。大雪のため施設からも出られなくなり孤立した状態で事件解決に挑むハンナ。今回はアンドリアに加えてミシェルも捜査に参加。この姉妹はチームワークも抜群で隙がない。事件は簡単に解決。ハンナには、何だかイラつかせるマイクより安心のノーマンを選んでほしくなりました。2016/04/14
はるき
18
このシリーズ、誰が殺されるのか登場した瞬間に分かる。小さな町でイベントの度に殺人事件が起こるって異様ですが、シリーズ単位で読み続けてしまう。2022/02/17
メルモ
16
お菓子探偵ハンナシリーズ第6弾。もうじきクリスマスのレイクエデンの町。ハンナが出版する町の料理本のために、クリスマスパーティ兼大試食会が開催される。ハンナの母ドロレスも大張り切り。美しく高価なナイフを貸してくれるという。だが、宴が始まってしばらくしてハンナは真っ青になった。あのケーキナイフがない。慌てて探すハンナの目に飛び込んだのは、ナイフを胸にさした死体だった・・・。外は猛吹雪。犯人はパーティー会場の中にいる。ハンナの犯人探しが始まる。2014/12/25
みとと50
14
マイクがこの探偵気取りをひっぱたかない我慢強さに敬礼。今回は料理本のためのレシピが盛りだくさん。いや~でも、きっとこの分量じゃ余すよなぁ・・・って思いつつも、レシピ見てるだけで楽しかったりする。2013/11/21