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佐賀北の夏

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863320352
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0076

内容説明

真夏の大逆転劇は、起こるべくして起こった!2007年、夏の甲子園、決勝戦。7回までわずか1安打に抑えられながら、8回、まさかの満塁本塁打でひっくり返し、全国優勝を果たした佐賀県立佐賀北高校。前年夏、県大会1勝もできなかった「無名の公立校」が、なぜ強豪私立に連続して勝利し、日本一になれたのか?巨大な象をも倒す「最強のアリ軍団」と化したチームの、知られざる秘密。

目次

第1章 十年日記
第2章 番狂わせ
第3章 不協和音
第4章 8月22日

著者等紹介

中村計[ナカムラケイ]
1973年生まれ、千葉県出身。同志社大学法学部卒。スポーツ紙記者を経てフリーライターになる。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)で第18回(2007年度)ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nanoko

11
野球って難しい…。勝つって難しい…。そんな事をいろいろ考えながらぼんやり思い付くままにググってたら、2007年の甲子園決勝戦の動画に行き着き、思わず見入ってしまいました。その直後に図書館で借り、一気読み。野村監督でしたっけ?「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」って言ったのは。でも、これを読むと勝ちにもやはり不思議の勝ちはないんだな…と。趣味(?)で学童野球に関わってる私。小学生にそのまま当てはめる事は全くもって無理ですが、お話としてここに書かれたエピソードをちょこちょこ話してあげようかな。。2013/05/26

ttiger

8
松井連続敬遠事件の核心に迫った「甲子園が割れた日」の作者によるドキュメンタリー。監督、選手、対戦相手など立体的に“あの夏”に迫っていて非常に興味深い内容になっている。無名の県立高校の全国制覇までの奇蹟を関係者だけでなく誰もが手に取れる一冊にすることはとても意義深いことだと思う。2013/07/15

団塊シニア

5
2007年夏、前年県大会初戦敗退の公立高校佐賀北が全国制覇を成し遂げた。監督と野球部長の野球に取り組む情熱とついてゆく選手、スター選手が一人も抱えることもなく常連強豪校を次々と破った裏には勝つべくして勝ったというのが本書を読めば納得できます。2012/02/26

KF

4
高校野球、或いは学校体育全てにネガティヴな気持ちです。体育科については必修から外して民営化で、とまで思います。でもそうすると機会を得られぬ児童生徒も出るんでダメですね。 それでも新聞の販促プロモーションたる部活には素直になれません。 その私が、プロどころか殆どが大学体育会での活躍さえもままならない、という素材のチームによるおとぎ話を読んでしまっては「アリかな」と思いました。が、この完全版に収録されている10年後を読むと、少年をバーンアウトさせてしまう仕組はやはり競技の強化にマイナスではないかと思うのです。2017/07/31

かずぴー

3
野球部監督って凄まじい。というか学校の先生で運動部の顧問してる人は凄い。だってクラス+部活で、2つの世界をまとめなきゃならないのだもの。顧問やる人はこういう本たくさん読めば良いと思ったし、その事に気がついてみると普段より読むのに時間がかかった。だけど「信念が科学の力を凌駕してしまった」とか、過去の経験からアイシングしないのはひっかかった。そういえば巨人の小林さんが出てた。広陵のキャッチャーだったらしい。2014/10/16

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