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内容説明
反乱軍鎮圧のため、心ならずも民兵軍を組織したジェイミーは、クレア、ロジャーたちとともに愛する土地をあとにする。ある晩のこと、野営地に年若い猟師ジョサイアが突然、姿を見せる。どこか不審なその様子に、ジェイミーは隊をロジャーに任せ、クレアと二人でジョサイアが暮らしていたという農場へ向かう。が、そこで思いもかけぬ事態が!一方、留守をあずかるブリアナは、偶然にも父の密かな決意と悲愴な誓いを知ることに―そして、過去の秘密にかかわる新たな企みが、クレアたちのあずかり知らぬところで、着々と仕組まれていた。それも意外な人物に向けて…。
著者等紹介
ガバルドン,ダイアナ[ガバルドン,ダイアナ][Gabaldon,Diana]
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族とともに住んでいる。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる
加藤洋子[カトウヨウコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
47
元来、人がうじゃうじゃ出てくる物語が好きなので結婚パーティーの細密画のような描写にワクワクした。ミステリー色が強く、熟年夫婦の微笑ましいイチャつきシーンもあり何とも楽しい。堪能再読。2017/12/15
こばまり
38
どーんと625頁、堪能いたしました。やはりジェイミーは永遠の理想の殿方です。ぽっ。アメリカでTVドラマ化されても訳書に重版が掛からないせいか、今後は入手困難になるのでは、そんな噂を耳にして、スピンオフ含め未購入だった数冊を一気に手に入れました。2014/11/23
veri
11
運命の悪戯で奪われたクレアとジェイミーの時間を埋めるかのような展開が丁寧に綴られてきた一巻と二巻。ジェイミーの嫉妬が少し羨ましかったり腹立たしかったり。ブリアナの癇癪が激しいなぁと思ったり。ロジャーが一番穏和で落ち着いているので彼が話すとホッとしたり。平和の中に見え隠れする不穏。それが集まり弾け始める。多分、次巻から激しく動き出すはず。それにしても、あんにゃろうはいつまでのさばるのかしらー‼︎怒2014/10/26
noémi
9
この巻は話がふたつに分かれる。前半はビアズリー農園の話。後半はジェイミーのおば、ジョカスタの結婚の話。劇中で三度も夫をなくしたジョカスタに彼女のプランテーションの奴隷たちは「ミス・ジョー」と呼びかける。この場合の「ミス」ってどういう意味あいがあるのだろう? 劇中にはやたらと血と糞尿に塗れるシーンがあるのだが、日本人のようにお風呂に入る習慣がない彼ら。洗濯などはどうやっていたのか気になる。またどうやらボネットが一枚噛んでいる様子。話はミステリー色を孕んで次巻へ。2020/04/05
いっちん
8
【アウトランダー14作目】中だるみしていたけど後半で巻き返したかな。ボネットとのいざこざがこの先どうなるか気になるところ。それにしても話がなかなか進まなくて最初の頃のドキドキが無くなってきてる。2015/11/09