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働く・仕事を考えるシリーズ
「コマギレ勤務」が社会を変える―多様な働き方を目指して

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  • サイズ B40判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863193260
  • NDC分類 366.32
  • Cコード C0234

内容説明

育児、介護、病気療養、障害など働くのに何らかの制約のある社員がいる。かつてマイノリティとされたこれらの社員は、今後ますます増えてくるだろう。企業も社会も、社員の時間制約があることを前提に、従来の硬直的な働き方から脱して多様な働き方へシフトしていくことは避けられない。その1つの働き方が、正社員の身分のまま短時間勤務する「コマギレ勤務」である。そのメリットと職場での実践的な運用手法とともに、コマギレ勤務が受け入れられることによって、社会にもたらす可能性を考察する。

目次

序章 短時間勤務を巡る悩み
第1章 「コマギレ勤務」はこれから増える(「マイノリティ」が増えてきた;背景にあるのは「ワークライフバランス」 ほか)
第2章 コマギレ勤務社員の活かし方(なぜコマギレ勤務はしづらいのか;コマギレ勤務社員の活かし方 基本編 ほか)
第3章 コマギレ勤務が増えた社会(正社員と非正規社員の待遇差が曖昧になる;正社員の働き方が変わる ほか)
終章 コマギレ勤務で日本が変わる(異質性を味方にできれば強い;お互いを認め合える社会へ)

著者等紹介

高橋美紀[タカハシミキ]
静岡県焼津市出身、横浜市立大学商学部経営学科卒業。農業関係団体、食品卸売会社、社会保険労務士事務所を経て、現在は中小企業診断士・社会保険労務士として、主に組織活性化、女性のキャリア支援に力を入れて活動中。女性診断士グループ「女性コンサルタントネットエルズ」の一員として、ワークライフバランスやダイバーシティの研究にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いけだのどん

1
どうして1日8時間働けないとだめなのか?育児、介護、病気療養、ボランティア、障害などでフルタイム働けない人は多いし、今後増えるだろう。本書が提唱する「コマギレ勤務」とは「正社員の短時間勤務」のことを言う。これが実現できれば、潜在的な労働力が活かせるばかりでなく、男性も含めた労働環境の見直しも進むだろう。過重労働な正社員と不安定な非正規社員のような二極化も解消されよう。少子高齢化が進めば、働き方の多様化とともに、社会構造の転換も迫られる。そういうときにこのような勤務形態もあってもよいだろうし、あるべき姿だろ2013/03/19

Yasuaki Miyamoto

0
時間短縮勤務を積極的に取り入れる利点や運用方法について紹介されています。「コマギレ勤務」という言葉は印象的なので導入したい企業にとっては使えるかと思います。2014/03/17

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