出版社内容情報
人気iPadアプリの書籍版、ついに登場！
「タイタニック号」「アフガンの少女」など、月刊誌「ナショナル ジオグラフィック」の誌面を飾った膨大な写真の中から傑作写真50点を厳選して収録。写真そのものを楽しむだけでなく、撮影時のエピソード、写真の意図など――これらがどのようにして撮られたのか、その背景までを写真家自らが紹介します。日本人では、岩合光昭氏がとらえた、雄ライオンどうしの荒々しい決闘シーンの写真が選出されています。また、iPadアプリには無かった「2011年の傑作写真ベスト10」も収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨクト
24
先日まで大阪で開催されていたナショジオ写真展行ってきました。期待をはるかに超える満足感です。本書に掲載されている写真が多く展示されてました。ナショジオの写真にはフォトストーリーがある。百聞は一見に如かずです。2015/04/16
ふぇるけん
10
日本橋三越で開催されていた『ナショナルジオグラフィック展』を観た際に購入。展示会で見た写真も多数あったが、どの写真にもそれぞれの物語が込められていて印象的だった。現地に数年も滞在して数万枚の写真を撮る写真家たちってすごいな。。。2014/10/06
ひなにゃんこ
7
★3.5 写真の持つ力って凄い。陳腐な言葉でしか語れないことが申し訳ない。本当に凄い写真は、見るだけで圧倒される。一瞬を切り取った静止画から、感情や被写体のパワー、前後の動き、歴史や背景、様々なものが溢れ出してくるよう。説明は簡素なので、撮影された状況や背景がよく分からず、十分に理解できなかった写真もあったけど…。2012/09/13
ケニオミ
6
ナショナル・ジオグラフィックの写真は意識して見るようにしています。自分の知らない世界での一瞬を閉じ込めた写真。それには写真家の意図、ナショナル・ジオグラフィック社の意図が多分に含まれているとは思いますが、見る者の息を止めさせ、行動を促せる力があります。今回の私お気に入りは、羊６頭を轢かれた飼い主のペルー少年と轢かれた羊の写真です。少年は大きな眼に涙を溜めながら肩越しにレンズを見ています。羊の半数を一瞬に失った少年。自分のせいで家族の生活は一気に苦しくなる。家族にどう説明すればいいのだろう。こちらまで涙が。2012/07/19
tama
4
図書館本 味変え目的で借りたけど、さすがにBest of Best。同時に借りてた赤瀬川さんの写真集と比較すると「種類が」違う。ここの写真はミケランジェロですね。赤瀬川さんはミロになるかな。どっちも好き！この本の写真ではp22のライオン、p24の泣き顔、p67とp71の風景が好き。特にp67のはまるでシャガールか谷内六郎。p24はまるで自分のように感じて、泣き出しそうになった。すごいわ。2014/06/23
