台湾を描いた画家たち―日本統治時代 画人列伝

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863060784
  • NDC分類 722.27
  • Cコード C0070

内容説明

時代や民族の壁を越えて台湾美術に身を投じた3人の日本人。教えを生かし美の創造に尽くした18人の若き台湾人画家たち。優しくも哀しい交流の物語。

目次

石川欽一郎―台湾美術啓蒙の父
倪蒋懐―パトロンとして生きた水彩画家
黄土水―「水牛群像」を制作した台湾初の近代彫刻家
陳澄波―二・二八事件で斃れた画家
藍蔭鼎―石川の愛弟子で成功を掴んだ画家
陳植棋―民族運動たけなわ、台湾に「殉情」を捧げた画家
顔水龍―台湾工芸産業の基盤をつくる
楊三郎―最大の在野美術団体「台陽美協」を創設
李石樵―公開禁止、裸体画騒動を巻き起こす
李梅樹―生涯かけて三峡・清水祖師廟を再建〔ほか〕

著者等紹介

森美根子[モリミネコ]
アートコンサルタント。台湾美術研究家。1954年東京生まれ。現在、了徳寺大学非常勤講師。アジア太平洋交流学会理事。1996年、アートコンサルタントとして台北県立文化センター主催「民俗風情―立石鐵臣回顧展」日本側責任者を務める。以降、台湾人画家の日本での展覧会を多数企画。その間、国立台湾師範大学、国立台湾芸術大学、北京中国美術館などで講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kozawa

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日本統治時代の台湾絵画の歴史 好みの絵もあるなー2010/12/09

Rei Kagitani

0
列伝形式であまり知られることのない日本統治時代の台湾の画家を紹介する点は評価できるが、その記述があまりにも日本統治を正当化し、歴史的背景をねじ曲げようとする意図に満ち満ちている点は断罪しなければならない。注意して読まなければならない本である。2018/07/01

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