内容説明
戦争で父を失い、戦後は生活保護を受けながら小学校、中学校そして昼間は働きながら夜は定時制高校へ通うという生活を余儀なくされた。そんな貧乏のどん底から立ち上がって、コンピュータ制御横編み機で世界一の座を掴んだ男の物語である。「波瀾万丈」とか「事実は小説より奇なり」などと言う言葉がぴったりと当てはまるこの男、シマセイキ社長、島正博氏の生き様は、人々に勇気と感動と夢を与えてくれる。
目次
和歌山大空襲
父の思い出
大黒柱
クモの巣の教え
メカへの目覚め
高校受験
バンカラ学生
必要は発明の母
発明ラッシュ
倍速人生〔ほか〕
著者等紹介
辻野訓司［ツジノサトシ］
昭和３６年大阪府生まれ。５８年産経新聞社入社。社会部、経済部記者などを経て平成１９年５月から和歌山支局長。２１年３月産経新聞社を早期退社。６月から、わかやま市民生活協同組合の職員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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