内容説明
関西学院大学法科大学院において実施した刑事模擬裁判をベースに開催した公開研究会における報告とパネルディスカッションを中心に構成。
目次
第1部 関西学院大学の刑事シミュレーション教育(報告 関西学院大学法科大学院における刑事シミュレーション教育の実践―市民を裁判員とした模擬裁判員裁判の実施を通じて;パネルディスカッション;裁判員時代の刑事シミュレーション教育のあり方 シミュレーション教育の効用と課題―まとめに代えて)
第2部 刑事シミュレーション教育の成果と課題(刑事模擬裁判の授業に参加して;裁判員時代の法廷弁護技術と法科大学院教育;尋問技術とシミュレーション教育)
第3部 刑事シミュレーション教育への期待と展望(刑事弁護から見た刑事シミュレーション教育;刑事シミュレーション教育の意義と課題;ロースクール教育と刑事シミュレーション教育;多様な刑事シミュレーション教育の可能性―「刑事模擬裁判」以外の刑事シミュレーション教育の意義と内容について)