内容説明
子育ては10歳で1度リセットしてください。10歳からは「大人の子育て」のはじまりです。
目次
第1章 「男女の違い」を知れば家庭は変わる(男らしさ、女らしさが失われた時代の不幸;男女の違いをお互いに理解することが幸せの鍵 ほか)
第2章 十歳の「子離れ宣言」からの育て方(思春期のベースとなるオタマジャクシ時代;カエルに変わり始める小三の六月 ほか)
第3章 お母さんの役割(お母さんは家庭の中心;母さえいれば子は育つ ほか)
第4章 お父さんの役割(お父さんは家の外ではヒーロー;妻へのサポートが最大の役割 ほか)
第5章 思春期は親の真価が問われるとき(「大人の本音」を言えるのは親しかいない;思春期の問題は「夫婦の結束力」で乗り越える ほか)
著者等紹介
高濱正伸[タカハママサノブ]
1959年熊本県人吉市生まれ。東京大学・同大学院修士課程修了。算数オリンピック問題作成委員や決勝大会総合解説員も務める。現在理事。1993年2月、小学校低学年向けに、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸に据えた学習塾「花まる学習会」を設立。各地で精力的に行なっている講演会ほか、公教育の支援や、障害児の学習支援など、幅広い活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なると
25
驚いたのは、中学生にもなってお母さんと一緒にお風呂に入る男子がいるということ。しかも母親の方もそれがどうかしましたか?ときたもんだ/子育ての一番の目標は人間力あふれる「メシが食える」「モテて魅力ある」大人に育つこと。モテる人というのは異性にということだけでなく、意欲と集中力にあふれ、チャレンジ精神やバイタリティにあふれ、自分だけの哲学を持っていること。人の気持ちを思いやれる易しい人であること、何かを達成した体験、克服した体験を積んでいること。感性豊かでユーモアがあること、有能でリーダーシップをとれること…2017/09/19
しろくま
20
性差を理解し、5年生の4月くらいから子離れする。思春期からは、女の子には母親、男の子には父親が担当。笑いのセンスと自信がある子に育てられたら確かによいなと思いました。ユーモアがあって、モテて魅力がある大人って、最高ですよね(^o^)子どもには子どもの人生があるものね。あっという間に大人の仲間入りだなぁ。自分の子ども時代を考えても、そのように接してもらって嬉しかったものな。私自身、小学校4年くらいからは一人で電車に乗って東京までレッスンに通わせてもらっていたので。子どもには冒険してもらいたいと思いました。2019/09/28
もーちゃん
9
思春期からの子どもの接し方がわかった。面白い例えで話してくれるから受け入れやすい。2014/05/10
タナカとダイアローグ
6
自分で食っていける大人 モテる大人を育てるための学習塾、花まる学習塾。5歳の娘が通いだしてから(現状、緊急事態宣言で遠隔授業しかやっていない)関心が高まり、読んでみた。妻が読んでいたから本棚にはあったものの、在宅勤務で子供といる時間が増え、家庭教育に悩み、出会うタイミングが揃った。父親の役割は母親の機嫌が良くなるようにサポートすることが一番大事。これ難しい 2020/05/25
みにみに
4
高濱さんの本を読むと、私はどうも男脳よりじゃないかと思う。子どものことが心配で心配で仕方がない、とかほとんど思ったことがない…。冷たい母親な気がして若干コンプレックスだけど、思春期子育てにはきっとこのスタンスがいいはず!と思っておこう(~_~;) ちょうど小5の娘。もっと意識的に大人扱いします。2014/05/13