内容説明
生活のいろいろな場面から出発し、生活を構成する様々な営為を切り口に、政治の条件や可能性を考えるという、きわめて野心的な論集。民主政治を支える市民にとって最良のレッスンとなる。
目次
第1部 主権国家と境界線(境界線を引くとはどういうことか;主権国家の意義?;主権のゆらぎ;跛行的グローバリゼーションにともなう境界と生権力の変容)
第2部 「守る」政治の諸相(治安と不安のポリティックス;リスクの越境と政治の境界;「占領中心史観」を超えて…不均等の発見を中心に;正戦論とパシフィズム;食・農・地域を守る思想)
著者等紹介
杉田敦[スギタアツシ]
1959年生まれ。法政大学政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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